Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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フロントアクスルの取り付け

2015-02-09 21:30:53 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日は昨日までと一転、雪模様となりました。
昨日帰宅する時に一面真っ白になりましたがアレがそのまま降った感じですね。
自宅近辺では10cmくらいの積雪でしょうか、アトリエのまわりでも12~15cmくらいは有りそうですね。

こんな日は朝一番の仕事がストーブの焚き付け、次が除雪となります。
駐車場の入り口のスロープは滑って危険なので奇麗に除雪をしておきます、スロープから玄関までも緩やかなのぼり坂になりますからここも除雪をしておきましょう・・・

中庭を見ますと一面銀世界が続きます。
先日、寒肥を施したバラ園も雪の中に埋もれてしまっていますね・・・。
早く春になってバラが咲いてくれれば良いですね。


さて製作の方ですが今日は昨日の続きでフロントアクスルとサスペンションを取付ける事に致します。
前側のリーフのマウントにリーフの真鍮パイプを差し込んでアドラーズネストのボルトのMサイズで固定致します。
後側はリーフを作る前に作ったマウントでリーフを挟み込む様に固定致しますこの状態ではまだマウントは瞬間接着剤でフレームに仮固定されています。

反対側の左側も同じ様に自作したマウントを使って固定致します。
こちらの固定は前側と同じでアドラーズネストのMサイズのボルトを使っています。

リーフのマウントですがこのマウントは1個のマウントに付き4つのボルト穴を開けてありますからシャーシに取付ける為にはこの仮組した状態でマウントの穴に沿ってシャーシ側にも穴を開けます。
そして最終的にはこの穴を使ってボルトでとめておきますこの場合のアドラーズネストのボルトはSサイズのを使用しております。

当然ながら反対側も・・・

前後ともサスペンションが付きますとどうしてもタイヤを付けてみたくなりますよね~。
まあ仮組用の物ですが・・・(笑)
何の調整もしていませんが十分に気をつけて組上げたフレームは例え硬いABS製の仮組タイヤでも奇麗に4点着地を致します・・・。

朝からフレームにフロントサスペンションを取付ける作業をしておりましたが、リーフの間隔を微調整しながらシャーシに取付けるのは結構時間がかかりますね。
少しずつ調節をしないとアクスルのリーフを止めている四角なマウントが外れてしまったり・・・微調整の大切さがよくわかりますね。
時間はかかりますが後1個のフレームを残すのみになりました・・・時間がかかりますね~。

最後の1台のリーフスプリングマウントの留めボルトを取り付けています、これで(やっと・・・笑)無事にフロントサスペンションが完成する訳ですね。
随分長い間かかった気がするのは私だけでしょうか?
途中でリーフスプリングの間の寸法を間違えてやり直したり・・・いろいろ有りました。

これで全てのシャーシにサスペンションが付きました。
凄く嬉しい感じがしますね・・・この所時間を惜しんで製作を続けていましたがここで少し時間をとってゆっくりとコーヒータイムにする余裕が生まれましたね。

さてシャーシが一段落した所でまたまた旋盤で削っています。
何を作ろうか・・・と言う所なのですが次に作らなければならないのがホイールかブレーキドラムかなのですがホイールを作るのにはドラムブレーキの厚みを決めてやらないとホイールのオフセットが決まらないのです。
オフセットは車が完成した時に見た目がかなり変化しますので大切なものなんですね。
まあホイールがボディの幅よりも外に出たらダメですからね~。
しかし実車と違いハンドリングがどうのこうのと言う事は無いので少し気が楽ですかね、それにしてもブレーキを先に決めなければならないのです。

まず厄介なフロントを・・・と思ったのですがフロント側は少々複雑でして中央部を別に作った方が良い様なのでリアを先行して作る事に変更致しました。
こちらはその中央部を作る為に削りかけた物・・・明日はこれを加工する事に致します。

ドラムのフィンを削っています・・・しかしフィンは実際にはとても小さいので段を付けて削って真横から見たときの雰囲気を重視という事に致しました。X軸とY軸を交互に操作して段を削ってゆきます。

突っ切りで切りますが、このドラムの裏側にもバックプレートとドラムの段が付いていますのでバックプレート分を0.4mmほど段を付けて削ってから突っ切りで切り離します。

試作のドラムが完成致しました・・・如何でしょうか??

追加の3台分も完成してリアブレーキも数が揃いましたね。
明日はこれも取り付けが出来ると思いますよ・・・