Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ホイールの製作Ver.2

2015-02-17 22:08:39 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日は変な天気でした雨が降ったと思えば晴れて来るし、そうしている内にまた雨が降ったり。
ショーケースの向かい側のロールカーテンをあげたり下げたりと忙しい日でもありました。
模型にとって直射日光は良く無いですからね~。

さてこの所御案内をしておりましたアルファロメオ1600GTAは現在の所残り3個になっております。
まあ3個くらいは残して置いてエンジン付きに仕上げるのもまた面白いかもしれませんが・・・出来ればキットで欲しい所ですね。
まあこれも版権の問題が有りますから難しいかもしれませんが・・・

今日はご注文頂いたアルファロメオを発送の準備をしました。
群馬のいつもご注文を頂くIさんは展示ベースを木製の物に変更します。
もちろんプレートやラベルも移植しておきますよ。

アルファロメオとマクラーレンMP4/5B USA GPを一緒にご注文頂いた神奈川のOさんの為にマルボロデカールを貼っております。
これもご依頼を頂いたので同梱でお送りする為に加工しています。
しかし・・・バットマンディフューザーは格好良いですね~当店もこれが最後のMP4/5Bになります。

今日は他に埼玉県のNさんと3名の方の為に発送の準備をいたしました。
一度にすると結構時間がかかりますので製作の時間が無くなってしまいますからね~発送の確認のご返事を頂いた順に発送準備をして発送をしています。
今日発送した方には追跡番号をお知らせしておりますのでこのブログをご覧になられたらメールチェックをしてみて下さい。
メール未着の折はご連絡頂きたいと思います。
最近はセキュリティーが厳しくなったのか未着になる場合もありますから念のため・・・。

さて製作です、今日はホイールの製作のVer.2という事で昨日作ったセンターハブの加工忘れの部分からご紹介致します。
アトランティックのホイールは4台分で20個と書きました。
確かに間違いは無いのですが車体に取り付ける1台分4個はセンターの穴がアクスルに合わせて1.0mmで良いのですが、スペアタイヤはそれではダメなんですね。
スペアタイヤはスピナーで留めてないので中央の穴がそのまま見える訳です実車では1.0mmよりも大きな穴が開いていましてスピナーでセンターを決めつつ固定しているのです。
ですから中央の穴はテーパー状になっていて少し大きい穴が開いています。
ですからこんな感じにセンタードリルで削っておきます。

組み立てる場合に間違える事が無い様に書いておきますと完璧かと・・・。


とまあここまではいつもの通りにスムーズに進んだのですが・・・
今度はホイールのリムを削ります。
このホイールのリムはいつもの様にサンドイッチでハンダ付けでは無くボシカ並みにギリギリのクリアランスでリムを作っておきまして勘合にてリムを組み立てる様にしたいのです。
ですから精度の問題が難しいのです。

中央の穴はドリルの8.5mmで開けておきましてスポークの並ぶ部分の手前で0.1mmのフランジが出来る様に中グリバイトで削ります。

勘合させる為にリム部分で一段段が付く様に削っています。この段は0.35mmでギリギリの寸法になります。
リムの厚みが0.75mmの予定なので・・・結構ギリですね。

本日、一日を費やして24個の部品と3個の試作品を削る事が出来ました。
精度の高い物を作ろうとしますと時間がかかります。

ですが部品を検品していて問題が起きました。
この16個は使えますが・・・

残り8つは使えない事がわかりました。
どこがダメかわかりますか?


内径のぶぶんの0.1mmのフランジが無いのです。
たぶん0.1mmほど位置が狂ってしまいまして突っ切りバイトで切った時に一緒に切ってしまったのだろうと思います。
また明日8個ほど作らないとダメですね~。
あ~あ、痛恨のミスですね。