Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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新しいカテゴリーを追加しました

2016-08-01 22:37:22 | KATO SR-250Ri
今日も天気のよい一日でした・・・・このフレーズはもう聞き飽きたって!?
もう何日間雨が降っていないのでしょう!?
今日はトマトの収穫をしてから畑に僅かに潅水・・・少々撒いても効果は限定的ですからね。

そして畑の草刈りをしましたよ・・・暑くて大変でしたけどね。
それでも刈っておかなければどんどん草が伸びてしまいますからね。
それでも余りにも暑かったのでお昼前にはアトリエの方に引き上げました(笑)

そして本日は発送の準備です。
こんな感じで・・・

この後エアキャップに包んで報告書と共に箱に入れて発送完了です。
明日発送で明後日到着かな!?
問題が無ければその後に納品となると思います。


そして次は何を・・・と言う所なんですが、どれが良いでしょう?
順番的に言えばアトランティックに戻りたいのですが・・・メイクアップさんの製作枠が完了したのですから次もメイクアップさんの物を始めなければならないのです。
でも他の仕事も押して来ていますし・・・
ウ〜ン色々迷ったのですが
取合えず本日はKATOSR-250Riのカテゴリーを追加しました。
予定では10日〜14日間で仕上げる予定です。

ご依頼は重機メーカーのKATOのラフター(クレーン車)のミニカーの指定色による塗り替えになります。
ご依頼者様は某運輸会社とお取り引きの有る中古車屋さんでしていつもお世話になっている運輸会社の社長さんにプレゼントの予定だそうです。
本来はご自分でもプラモデルを作られるらしいのですがミニカーを取り寄せてみたら「とても大変そうだ・・・」という判断をされた様です。以前当Cafeにお越になった時に私の事を覚えて頂いておりましてご相談を頂きました。
模型の製作者として御客様の状況も理解し製作に組み込んでゆくことも大切じゃないかな!?知っているのと知らないのでは作品が変わって来るかもしれませんからね(笑)

このKATOSR-250Riラフターですがこのミニカーはどこのメーカー製でしょうか・・・?
箱を見てみますと実車を作っているKATOが作って売っている・・・つまりメーカーが直に作っているらしいですね。
説明書がKATOの純正部品のビニール袋に入っているのも頷ける・・・と変なところに感心してしまいます。
更に言えばこのミニカーが送られて来た段ボールもまたKATOの純正部品を送る箱だったりします(笑)

最初に検討しなければならないのはこのミニカーを展示ベースとアクリルのカバーに入れてプレゼントする場合どのような姿が理想なのか・・・と言う事です。
最大に広げるとこんなに大きな物になるんですよね〜
この状態ではさすがに大き過ぎます。

たたんでおきますとこんなに小さくなってしまいます・・・
これじゃあちょっと迫力が無いですね。


基本のブームはたたんだまま追加のブームを取り付けた状態でこれから仕事を始めるぞ〜!と言う姿にしようかと思っています。

早速ですがミニカーを分解致しました。
元々分解する様に出来ていないものなので瞬間接着剤が多用してありましたね、カシメも多く分解するのは容易ではないですね。
窓ガラスまで瞬間接着剤ですからね〜ガラスは作り直しですね。

ミニカーと言っても全てがダイキャストで出来ている訳では有りません、今回ダイキャストだったのはこれだけです。
そして全て分解出来る訳ではないのです・・・伸縮出来るブームは分解が不可能なのでダイキャスト製ですがここには含まれません。
このダイキャスト部品は一旦塗料を剥がして再塗装します。

プラスチックの部品はこれだけです。
一部金属も有りますがこの部分は剥離せずに再塗装の準備の為にペーパーをかけてからサフを入れて再塗装します。

プラスチックの部品は表面にペーパーを掛けずに塗ってありますからこの状態でペーパーをかけて表面を整えます。
バリや型の抜け等の問題で形状が狂っている部分も有りますからそれを修正しながらペーパーをかけてゆきます。

サフを入れました。
ここで使ったのはウレタンサフです。
プラにウレタンサフ?
と思われるかもしれませんが大丈夫です、使えます。
これはブームの部分ですね。

そして他の部品です。

ダイキャストの部品は剥離剤に浸けて塗装を剥離しました。
仕上げはシンナーに浸けながら古歯ブラシで落とします。
やっと綺麗になりましたね・・・残った部分は真鍮のワイヤーブラシで落とします。


この部品はアルミダイキャスト製なのでウレタンカラーを塗る為にはプライマーを塗っておかなければなりません。
安く簡単に済ませる為にはウォッシュプライマーを使う場合が多いのです、なぜならウォッシュプライマーは一液性のスプレーの物が有りますからそれを使えば楽な訳です。
しかしパテ整形が必要になった場合はウォッシュプライマーではどうにもならないのです。
なので今回は高価で手間もかかりますがエポキシプライマーを使います。
今までですとエポキシ系の下塗りとしてエスコと言う塗料を使っていましたがちょうど在庫が無くなってしまっていたので新しいプライマーを購入する事に致しました。
まあ材料が来たらまたご紹介をしましょう。



ここからはちょっと余談です。
先日AMRのFerrariBBLM NART 1977の完成品ですがシンナーに浸けていたのですが海外の塗料を使っていたらしくシンナーでは完全に落としきれない事がわかりましたので、このダイキャストミニカーで剥離剤を使いましたので一緒に剥がしておきました。

フロントノーズの部分の上下の合わせが問題ですね・・・
こんなに隙間が開いていてはおかしいですよね〜。

製作をする順番が回ってくるまで部品が無くならない様にファスナー付きの袋に入れて保管します。
作る日が来ると良いですね(笑)