Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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エンジンの仮組Ver.1

2016-08-21 21:59:15 |  Stratos JeansChicago
今日も暑かったですね。
山陰は昨日よりも2度高めの予報でしたが感覚的には2度どころではないじゃないかと思いますが・・・ブルーベリーを収穫する時には太陽を背中に背負う様な感じになるのですが背中が熱い事・・・。
日本付近には台風が3つも有るらしく豪雨が予想されるらしいので注意が必要ですね。
収穫関係は農業ブログ(いやいや農家ブログだな)の方に更新しておきましたので暇がありましたらどうかご訪問下さい。

さて本日は昨日の予定通りにストラトスを進めましょう、いったい何ヶ月ぶりなのかわかりませんが・・・
まずどこまで作っていたのか思い出すのが大変ですね。
確かボディはだいたい終わっていたはずなのでエンジン後部を作ろうと思います。
どこまで作ったのか・・・思い出せなかったので取合えずここからと言う事で・・・。

エンジン・ミッションのバリを落とすだけでも結構に時間がかりました、オイルパンの部分を接着しエンジンの大体の形状を確認して接着しました。

エンジンの加工は3号車のモンテカルロ仕様だけは必要になります。
1/2号車のJeansChicagoはオリジナルのV型6気筒の2バルブディノユニットが載っていますが、モンテカルロ仕様だけはブロックやミッションは同じ形状なのですがシリンダーヘッドだけは1気筒あたり4バルブあるワークスヘッドが搭載されているのです。
ですからシリンダーヘッドの形状が少し違いますので真鍮を削って作った物を作るしか有りませんね。
下の画像では左側と中央の物がJeansChicagoのもので右側の物は新しく作るシリンダーヘッドを取り付ける為にカムカバーを削っておきましたが中央の凹みを埋めたくなりますね。

次はシリンダーヘッドのカバーを作ります。
まずは1.0mmの真鍮板に12個の0.8mmの穴をあけています。
この穴開けはフライスを使って開けていますが、真鍮板をフライスのバイスに固定するのがちょっと難しいですよね。
今回は木材にタッピングを使って真鍮板を固定しています。
これで木材をバイスに挟めば固定が楽になります。

穴を開けた真鍮板にケガキ線を入れて穴を二つ増やします。
若干線がよれているのは内緒ですね。

次はプラグの穴をあけておきましょう・・・片側のバンクに3つずつですね。
こんな作業をする場合フライスが有ると楽で正確な作業が出来ますね、皆さんもフライスを買いませんか!?
多少慣れは必要ですが・・・。

穴開け作業は終わったので次は糸鋸でカットしてカムカバー2つ分の素材になりました。
この状態ではカムカバーには余り見えないのですが・・・

角の部分を丸めてどちらかと言うとカマボコ型に削ってみますとカムカバーに見えて来るから不思議ですね。
僕の中ではなかなか良い感じなんですよ。

カムチェーンが通る部分の膨らみを0.5mmの真鍮板をハンダ付けして削って整形
もう少し角を丸く削ってやると良い感じになるのかな・・・

今度は中央の部分に膨らみを付けます
コチラは0.2mmの真鍮板ですね。
カムチェーンの部分よりも少し低くしておくのがポイントですね。
全部を同じ高さにしてしまいますとメリハリのつかない物になってしまうのです。

プラグの穴を裏から開けておきます。
この後カムカバーのフランジの部分を作るのですが下側に真鍮板を貼ってしまうので穴の位置がわからなくなってしまうのです。
ですからこの時点で穴をあけておくのが良いのです。
もうカムカバーにしか見えないですよね。