Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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仮組み開始

2017-07-03 21:05:18 | Maserati A6 GCS
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本日はアトランティックだけではなく先日新しいカテゴリーを追加したマセラッティの仮組みを開始致しました
まずは普通にボディとシャーシを組み立ててホイールとタイヤを組み立ててみました
さすがに比較的新しいキットなので大きく図rてしまうことは無くて比較的楽かな・と思っていましたが・・・
ちょっとピンボケですが、左側はホイールアーチの中での収まりが良いのですが

右側は下の写真をご覧頂くとわかるようにリアホイールが少し後ろにずれていますね。

試しにホイールベースを測ってみますと
左側は55.5mmですね

右側は56.5mmと1mmほど長いのです
前後ろともシャフトが少しづつ斜めになっているようで・・・修正いたしました。

シャーシとボディを止めるためのネジやホイールハウスの大きさも微妙に違いますよね。
ウ〜ン裏側だから修正しなかったのでしょうか??

キット付属の皿ネジを使ってボディとシャーシを止めますと前後から見た場合にこの止めネジが見えてしまいますので少し小さめのネジで固定したいところなんですね。
一度ビス穴をメタルで埋めて開け直しをすることにします。
後ろはまだ穴の周りに余裕があるから良いのです・・・埋めるのはそう難しいことじゃありません。

問題はフロント側ですね
こんな感じで穴の周りに余裕がないのですそれでも左側の穴は埋めて見ました。

こんな場合はメタルを使わずハンダを使います、ハンダはメタルよりも融点が低いのでメタルが溶けるよりも前にハンダを流すことができます
左右とも埋めました。
解けなくてよかったです・・・溶けてしまうとどうにもならなくなってしまいます。

同じような写真ですがこちらは裏側です
面から一度に穴を埋めようとしますと肝心な部分を溶かしてしまう場合が多いので裏からもハンダを盛ります
両方から盛ることで一度に熱が伝わって溶けて住まうことがないように片側ずつ穴埋めをします。

リア側の穴に盛ったメタルを削って整形してしまいました
刻印で打たれたナンバーはそのままに綺麗に削っています。
この後穴を開け直して1.4Mの小ネジを使ってボディとシャーシを固定します。

前側も同じように削ってみました、ここまで来ますと溶けなくて良かったな〜とつくづく思います(笑)

シートフレームの制作

2017-07-03 18:31:02 | Bugatti Type57SC Atlantic
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本日の山陰は天気は良かったのですが、台風の前なのか少し風が強く吹いていましたね。
明日は台風が来るらしいですが・・・どの程度なんでしょうか?
九州は既に雨が降っているとか伺っていますが・・・程々の風雨でお願いしたいものです。

本日午後、趣味人倶楽部の本が届きました。
I様誠に有り難うございます、大変恐縮しております。
本はCafeの方に出してお客様にPRさせて頂きます。

そして本日は記念すべき日!?そんな大事ではないのですが、指のケガした部分を抜糸する日です。
抜糸しますとほぼ指が自由に動く様になりますし今夜は気をつけなければならないのですが明日からは普通にお風呂に入れます(笑)
実はこれが一番大変だったのです、シャワーを使って指が水で濡れない様にするのはなかなか至難の業だったですし濡れたタオルを絞るのもなかなか大変でした。
今夜一晩気をつければこれで完治ですね、もう来なくていいですよと言われました。
今日はビールで乾杯ですね(笑)
病院から帰ってくる時には普通のカットバンになっていました。


さて制作を開始致しましょう
今日もシートレールの試作ですね
前側のシートフレームはこんな感じなんですが・・・何となくウソ臭い感じなんですよね(笑)
何故そう感じるのか最初はよくわからなかったのですが・・・
このフレームの一番高い部分がシートの前側に来るのです。
つまりシートに座った場合に太腿(正確には膝の裏側)の下側に左右にこのパイプが通るのですが実際にはそんな事は有り得ないのです。
ここにパイプが通りますと長時間乗っていたら必ずこのパイプに当たっている部分が痛くなるのです。
しかも走っている車は振動も有りますからこの部分にパイプが通るのは考えられないのです。

だからこのシートフレームはちょっと無理がありますよね。
その上シートフレームとシート本体の別々な感じが無くならないのです。

そこでシート本体の前側を真鍮板に変更して薄くしておきます。
そしてその部分にシートフレームを入れる様な構造に変更しましたが・・・それでも一体感が出ないのです。

そこでシートの両サイドの下側をヤスリでえぐって真鍮線をハンダ付けした上にメタルを盛りまして削って作ってみました。
一体感が無いのなら一層の事一体にしてみようと考えました。
但し塗装のときはちょっと考えないとマスキングは非常に面倒な物になりますよね。

やっぱり一体化しますと雰囲気は近くなりますからこの方法で作る事に致します。
シートの下の角を斜めに削っておきまして真鍮線0.6mmが通る隙間を作ります。

こんな感じにハンダ付けします
この時にポイントで付けるのはハンダを使います・・・溶けやすいですからね。
本体のメタルが溶けるまでにハンダ付けが可能になります。

削って不足した部分にはホワイトメタルを盛っています。
ハンダと混ざっても気にしません・・・混ざって合金になると性質が近くなりますからヒケも少なくなると思われます。

余分なハンダを削りましょう・・・
実はこれが一番大変かな・・・時間もかかります。


さて明日は台風が接近してきます仕事が出来るのか・・・台風の接近で準備をしておく必要が出てくるのか・・・微妙な感じですね。
天気予報によりますと台風は真上を通過してゆく予定の様です・・・
今年は当たり年になりそうですね・・・サマージャンボ宝くじでも買いましょうか!(笑)