Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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遮熱板の制作

2017-07-12 21:25:11 | Maserati A6 GCS
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今日も天気予報は雨の予報だったのですが、思ったよりも雨が降らず相対的には晴れていた様な気がします。
遠くには黒い雲も見えていましたが雨が降ってもパラパラ程度で雨らしい雨ではなかった様な気がします。
皆さんの所はいかがだったでしょうか?
梅雨らしくない天気が続きますね。

今日も定休日なので少し遅めの出勤でした。
まずは部屋の片付けから始めました、この所・・・正確には昨年末ごろからキットを少し多めに買っていましたのでそのキットの片付けをしておりました。
インストとデカールはキットと別保管するためにクリアーファイルに綴じ込んでおきます。
キットは段ボールに詰めてガレージに持って行っておきました。
これで少しは部屋が広くなったかな??

その後制作を開始いたします
最初はラジエターからですね。
このキットのラジエターはメタル製のシャーシと一体化したラジエターがついていましてボディのフロントインテークから少し見えているのですが、あまりにも大雑把な感じがしますのでこのラジエターの熱交換器の部分を自家製のラジエターエッチングパーツに交換します。
最初にキットのラジエター部分を一旦削って整えておきます。

このラジエターは上下に冷却水を貯めておくフネという部分がある様なので下のフネには真鍮板を使ってみました。
フネは下側に、上側は熱交換器のためにラジエターメッシュをエッチングで再現しておきました。
グリル越しにですがこれがチラッと見えたらなかなかいい感じではないかと思います。

ラジエターが一段落しましたので、次はエキゾーストパイプ通称タコ足の遮熱板を検討します。
この遮熱板ですがエンジンキットにはこの部品がエッチングで準備されていますのでそう難しくないだろうとタカをくっていましたが・・・
実はそんなに簡単な物ではありませんでした。
実車のものは斜め後ろに向かって狭まってゆくタコ足のようにエンジン側が幅が広く反対側にいくにつれて細くなているのがよくわかります。
下の画像をよくご覧ください、真鍮製の遮熱板が付いていますが形状がちょっと変でしてタコ足とは全く関係のない部分を照らしているのが想像できますね。

エンジンキットの方にはエンジンルームの写真がついていますのでそれと比較しても形状が違うのがよくわかりますのでアルミ板で作り直しておきました。
まあこれくらいなら何の問題もなく作り直しが可能です。


しかしどうもわからないことがあります・・・
それはボンネットのヒンジのことです
キットのボンネットは脱着式のようで一切のヒンジが付属していませんでは実車がボディの上に乗せただけかと言いますとそれでは走行中に外れてしまい大変危険でしょう・・・ということを容易に想像されます。
しかしどこにもボンネットが開いた画像がないのです。
ボディを詳しくみますとボンネットの後ろ側に金属製のロックがついていますのでヒンジがあるとすれば前側であろうと思います。
しかしエンジンキットのエンジンルームを正面から撮した写真があるのですが前側にヒンジがありますとヒンジの部分を分解してボンネットを取り外さないとその位置から写真を撮るのは難しいのです。
模型のためにエンジンルームの写真を写すときにわざわざヒンジの部分を外してボンネットを取り去って写真を撮るだろうか・・・?
どうもそう思えないのです。
今の時点ではまだ想像なのですが・・・
250TRのポンツーンフェンダーのように前側はピンのようなものが出ていてフレームの下に差し込んで前側を固定、後ろ側は金属製の金具で外から固定ということではないかと想像しています。

動画も見てみるのですが・・・やはり開閉するような動画はないですね・・・
レストア中のような車のエンジンをかけて・・・というような画像はあるんですけどね・・・。