Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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内装の仮組

2017-07-07 20:12:11 | Maserati A6 GCS
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本日は降水確率が結構有ったにもかかわらず朝方結構降ったのがそれだったのか、午前中は晴れていました。
九州は雨らしいのですが、山陰は晴れ/曇りと言ったところです。
大雨と言いますと嫌われる傾向に有りますが、雨の恵みというのも有りまして
畑の作物が結構大きくなってきました
最近一番成長したのはズッキーニですかね・・・私が知らないうちに長さが45cm太さは10cm程にもなってしまっていました。
30cmくらいが良いと思っていますがなかなか良いタイミングで取れなかったですね。
オクラの苗も高さが30cm程になってきました先日まで5cm程だったのですが・・・ミニトマトは葉っぱ茎ともに茂ってきまして森の様になっています。
レタスも森状態ですね・・・2日に一度は家内が収穫しているはずなんですがそれでも森ですね。
レッドリーフもミックスリーフもこんなに大きくなるのか?と言う位大きく立派です。
植えるのが遅かったキュウリもツルが伸びて登ってきましたね・・・
これらは正に雨の恵みを頂戴して大きくなっているのです。
降り過ぎは困りますが降らなくても困りますよね。
そんな畑の周りを草刈り致しました、畑の中周りも草刈り完了ですが、残りは芝生の際刈りですかね〜。
明日は芝生の際を刈りましょう。

もちろん午後からは制作を始めますよ、これが本業ですから(笑)
本日の制作はマセラティです、このキットはルフ氏の娘婿のマイケルクレイグ氏が作ったキットなのでAMR直径と言っても良いキット。
まして新しいキットですから組立てにはそんなに問題が無いと思います。
確かにシャーシを磨いてダッシュボードとリアのコンパートメント部分を磨いて乗せてみますと納まりはかなり良いですね。
バリも少ないですし(それでも多少は有りますが)少し削って組立てますとこんな感じになります。

次はシートを付けようかと思ったら・・・
取り付けのダボがこんな部分に有るのです。
普通は真下に有ると思うでしょ!?でもこのキットはシートバックの後側ですね。
こんな部分に取り付け用のダボが有るキットは初めて見ましたね。

ですから取り付け用の穴はこんな部分なのです
まあ悪くは無いですが日本人的に言いますと「何かしっくり来ない」感じがします。
フランス人的合理主義なんでしょうか??(笑)

でも気を取り直して取り敢えずそのまま組んでみます
まずは筋彫りの部分を掘り直してから真鍮製のブラシで磨きます。

取付けてみますとこんな感じ・・・
ダボ穴の影響は余り無いかも・・・しれませんね。

リアのコンパートメントの下側コクピットとトランクの間にはガソリンタンクが納められています
給油口とタンクを結ぶパイプがこのコンパートメントの部分に少し見えますので整形して仮組をしておきましょう
キットのままで付けますとかなりの確率でボディ外側に有る給油口の位置と違う部分に付いてしまいますから刈り組やすり合せはしておくに限ります。
この部分の造形はフェラーリ250GTOなども同じ様な構造になっていますからそれらを作るときも注意をしておかなければなりませんね。

実車のコクピットの画像を見ますとシートのサイドにパイプフレームが見えるのです。
250GTOなどはサイドステップの内側に同様の補強のパイプが見えますがこのマセラティは強度をもっと上げたいが為にシートの高さよりも高い部分に補強のパイピングが見えています。
今のレーシングカーですとロールバーのサイドバーとかでしょうけれど・・・昨年手放したフィアットのアセットコルサにも付いていましたね。
このキットにも当然部品が付属していますがこんな部品なんですよ・・・
中央部分で左右の方のつなぎ目が有るのですがこれは少しずれている様でバリが出ています。
このズレを削って修正しても良いのですが真鍮線を使って作り直した方が早かったり致しますから新たに作ってみましょう。

0.8mmの真鍮線を切ってハンダ付けしてさくっと作ってみました
この方が綺麗ですし強度が有りそうに見えませんか?(笑)

マッハ模型のキサゲを使って余分なハンダを落としまして見ました・・・
如何でしょうか??

シートの脇に先ほどのフレームを組み込んでみました。
如何でしょうか??
少なくともメタルの部品をそのまま使うとここまでシャープに削るにはかなりの時間がかかってしまうでしょう、作り直しの方が早くて綺麗な例ですね。

左右ともフレームを組み付けましたが・・・こんな高い位置に補強が来ます。
室内の実車写真は豊富では有りませんが実車もこんな感じでして一番上側の乗降りする時に当たる横バーにはスポンジが撒かれたりしている物も有るくらいですから結構高い位置に有るのでしょう。
この車は結構エレガントに見えて結構レーシーな車なんですね。

次はドアの内装ですね。
ドアの内装はインストの写真が有りまして大体様子がわかります
この台型の部分は実際には穴が開いていましてここにドアロックを内側から解除する為のヒモが付いています、この構造はフェラーリ250GTOなどと同じです。
実車が穴が有るなら空けなければ・・・(笑)

四隅にピンバイスで穴を開けました・・・
ピンバイスを使うと塗った傷の部分が少し痛みますね(笑)まだ完全じゃないのでしょう。

糸鋸で切り取ってからヤスリで仕上げます・・・とここまではおおよそ想像がつきますよね。

でもここからが大事なんです。
この穴の周りの部分は薄い板一枚なんですよ
ですから裏側からエッジを見せる為にリューターで削ります。

ボディの裏側に取り付けますとこんな感じにドア外板との間に隙間が出来ます。
ここに前側から後側に向けてワイヤーを通しておきますこのワイヤーは前側はドアの内側で固定後側はドアのロックレバーに付けられていて引っ張ればロックを解除出来る様になっているのです。
ここでマセラティらしい作り方をします。
フェラーリ250GTOなどですと内装はアルミ板一枚なのでペラペラになるまで薄くするか実際にアルミ板を使って作り直したりしますがマセラティは高級車!?ですから内装が付いていて赤いレザーが貼られています。
なのでこの内装の厚みも少し厚めにしておきます。
マセラティに手の切れる様なアルミの内装は似合わないのです。