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今日も暑い日でしたね
朝には雨がパラつきましたがすぐに止んでしまいその雨が蒸発して湿気が高く余計に暑く感じた様です、降るならきちんと降って欲しいな・・・。
少し中途半端な時間が出来ましたので
修理を承っていたミニカーのホイールを塗り直しました。
このお客様曰くHpiレーシングのミニカーってホイールの色が良くないらしい・・・
まあ確かにだいぶ前にストラトスを作る時に友人のカミムラさんがHpiのストラトスはなかなかいい出来だと言っていたので試しに買ってみましたが確かにボディは良いけどホイールのゴールドはちょっと色が薄かった様な色味が違う様な・・・気がします。
今回は塗り替えてくれとおっしゃるので分解しました。
確かにこのホイールの色はちょっと味気ないですね・・・何だか僅かにスミ入れがして有る様にも見えるのでそれで余計にそう見えるのかもしれません。
どうですか?そんな感じに見えませんか??
次はロードカーの物ですね
ロードカーの物を見ますとスミ入れがよくわかりますね・・・
ロードカーにはスミ入れは入らないと思うのだけど如何でしょうか?ロードカーでスミ入れして有るとブレーキダストで汚れっぱなしの車の様でなんか嫌だな〜。
確かにボディカラーとのバランスも黄色が薄いので印象が変わって見えますしね・・・
こちらも既にバラバラ・・・
ロードカーの方はアンダーカバーがないので分解も楽ですね。
ミニカーのホイールですが
一応シンナーで油脂類を飛ばしておきます
そしてサフェーサーを塗って下地を整えます・・・この辺りもボディ塗装と同じですね。
省略は無いですよ。
そしてベースにホワイトを塗ってからイエローに・・・
どのイエローを使うのが良いのか少し迷います
現行のクレオスのイエローはやたらに白くてイメージが違います。
ボディがこのカラーなので少し赤みが合った方が良い感じですね。
と言う事でクレオスの旧製品のイエローを出してきまして塗りました、同じイエローでも少し色味が違うのです。
ゴールドの方もサフェーサーを塗ってからクレオスのゴールドに塗り替えです。
ゴールドも実は迷います
ガイヤのゴールドは少しメタリック粒が粗くてギラギラな感じなので却下、クレオスだと金属色のブラスがメタリック粒が細かいので好みなのですがこのカラーは時間が経過しますと塗料自体(塗ってない状態で)色が変わってくる様な気がします、フレッシュな塗料が無かったのでこれも却下。
赤金でもなく青金でもない中間くらいのゴールドを探しますとこれもまたクレオスの旧ゴールドが良い感じだったのでこれで塗りました。
ゴールドの方は上にクリアーをオーバーコートして艶を整えております。
組み立ては基本的にミニカーなので簡単です。
部品点数も少ないのであっという間に元どおりですね。
そして汚れていた透明プラスチックのカバーも磨きまして・・・
いかがでしょうか?
色は良くなったと思いますが・・・・
次はラリー仕様の組み立てですね
このミニカーの一番のウィークポイントはズバリここですね。
わかりますか?
おそらくスチラトスだけではなくて全てのHpiレーシングのミニカーに共通だと思いますがホイールのシャフトを支えるホイールの裏の部分に細かな亀裂が入っています。
これは柔軟性のないプラスチック(劣化の早い・・・物なのかもしれません)に滑り止めをしたスチールの棒を差し込んでいたのでストレスがかかり続けて亀裂が入ってしまうのです。
目に見えない様な微細なものからはっきりと目に見える物まであります。
組み立てはストレスが少なくなる様にスチールシャフトの滑り止めを削り落としまして接着剤を入れて固定しております。
開く力がかからないだけでも良いと思います。
ホイールの色は良くなった気がします・・・
次はバンというメーカーのダイキャストミニカーですね
車種はディノ206GTのロードカーですね。
安めのミニカーらしく取り付ける部品の立て付けが悪くて・・・直してほしいと・・・。
こんなものまで直すのか?と不思議に思われるかもしれませんがお客様にとっては唯一無二の存在なのですから断る理由は見当たらないですね。
運転席側のサイドウインドウが開きっぱなしなのでついでに閉めてほしいらしです。
ハンドメイドで作る場合わざとウインドウを開ける様な表現をすることもあるのですが・・・考えものですね(笑)
まずは分解します
前側のビスはすぐわかりますがこの前側のビスを取っただけでは分解しないのです・・・
後ろはビスが見当たらないのですが・・・。
後ろ側のビスはマフラーの下側でした
2本のピンで留めてあったマフラーを外しましてビスを緩めれば分解できました。
外したボディを見てちょっとびっくり・・・ウインドウのガラスがありません・・・
どこかに落としたのかな?と思って足元を探しますが、全く見当たりません。
落とした音もしなかった様な・・・
何とウインドウはこんな部分に付いていました。
ついに全部がバラバラになりました
お客様のご希望を叶えるためにはここまでバラバラにしないとダメでした。
こんなに予算は取っていなかったのですが・・・
リアバンパーも裏側で焼き留めしてあったのですがグラグラしていましたので一旦取り外してエポキシ系の接着剤でつけ直ししました。
硬化までこんな格好で失礼致します(笑)
前側も同様に・・・
フロントインテークのメッシュも接着剤なしでバンパーで押されて外れないだけと言う合理的な設計ですね。
フロントのマーカーも浮いていましたので一旦外しまして削り合わせてから裏側をホワイトで塗りまして再度取り付けました。
給油口も一旦外してから接着し直しております。
これでバッチリですね・・・
ダイキャストミニカーも組み立て精度を上げてやれば見た目が変わってきます、中国製にそれを求めるのは難しいかもしれませんが・・・組み立て方で良くもなり悪くもなると言う良い見本ですね。
今日も暑い日でしたね
朝には雨がパラつきましたがすぐに止んでしまいその雨が蒸発して湿気が高く余計に暑く感じた様です、降るならきちんと降って欲しいな・・・。
少し中途半端な時間が出来ましたので
修理を承っていたミニカーのホイールを塗り直しました。
このお客様曰くHpiレーシングのミニカーってホイールの色が良くないらしい・・・
まあ確かにだいぶ前にストラトスを作る時に友人のカミムラさんがHpiのストラトスはなかなかいい出来だと言っていたので試しに買ってみましたが確かにボディは良いけどホイールのゴールドはちょっと色が薄かった様な色味が違う様な・・・気がします。
今回は塗り替えてくれとおっしゃるので分解しました。
確かにこのホイールの色はちょっと味気ないですね・・・何だか僅かにスミ入れがして有る様にも見えるのでそれで余計にそう見えるのかもしれません。
どうですか?そんな感じに見えませんか??
次はロードカーの物ですね
ロードカーの物を見ますとスミ入れがよくわかりますね・・・
ロードカーにはスミ入れは入らないと思うのだけど如何でしょうか?ロードカーでスミ入れして有るとブレーキダストで汚れっぱなしの車の様でなんか嫌だな〜。
確かにボディカラーとのバランスも黄色が薄いので印象が変わって見えますしね・・・
こちらも既にバラバラ・・・
ロードカーの方はアンダーカバーがないので分解も楽ですね。
ミニカーのホイールですが
一応シンナーで油脂類を飛ばしておきます
そしてサフェーサーを塗って下地を整えます・・・この辺りもボディ塗装と同じですね。
省略は無いですよ。
そしてベースにホワイトを塗ってからイエローに・・・
どのイエローを使うのが良いのか少し迷います
現行のクレオスのイエローはやたらに白くてイメージが違います。
ボディがこのカラーなので少し赤みが合った方が良い感じですね。
と言う事でクレオスの旧製品のイエローを出してきまして塗りました、同じイエローでも少し色味が違うのです。
ゴールドの方もサフェーサーを塗ってからクレオスのゴールドに塗り替えです。
ゴールドも実は迷います
ガイヤのゴールドは少しメタリック粒が粗くてギラギラな感じなので却下、クレオスだと金属色のブラスがメタリック粒が細かいので好みなのですがこのカラーは時間が経過しますと塗料自体(塗ってない状態で)色が変わってくる様な気がします、フレッシュな塗料が無かったのでこれも却下。
赤金でもなく青金でもない中間くらいのゴールドを探しますとこれもまたクレオスの旧ゴールドが良い感じだったのでこれで塗りました。
ゴールドの方は上にクリアーをオーバーコートして艶を整えております。
組み立ては基本的にミニカーなので簡単です。
部品点数も少ないのであっという間に元どおりですね。
そして汚れていた透明プラスチックのカバーも磨きまして・・・
いかがでしょうか?
色は良くなったと思いますが・・・・
次はラリー仕様の組み立てですね
このミニカーの一番のウィークポイントはズバリここですね。
わかりますか?
おそらくスチラトスだけではなくて全てのHpiレーシングのミニカーに共通だと思いますがホイールのシャフトを支えるホイールの裏の部分に細かな亀裂が入っています。
これは柔軟性のないプラスチック(劣化の早い・・・物なのかもしれません)に滑り止めをしたスチールの棒を差し込んでいたのでストレスがかかり続けて亀裂が入ってしまうのです。
目に見えない様な微細なものからはっきりと目に見える物まであります。
組み立てはストレスが少なくなる様にスチールシャフトの滑り止めを削り落としまして接着剤を入れて固定しております。
開く力がかからないだけでも良いと思います。
ホイールの色は良くなった気がします・・・
次はバンというメーカーのダイキャストミニカーですね
車種はディノ206GTのロードカーですね。
安めのミニカーらしく取り付ける部品の立て付けが悪くて・・・直してほしいと・・・。
こんなものまで直すのか?と不思議に思われるかもしれませんがお客様にとっては唯一無二の存在なのですから断る理由は見当たらないですね。
運転席側のサイドウインドウが開きっぱなしなのでついでに閉めてほしいらしです。
ハンドメイドで作る場合わざとウインドウを開ける様な表現をすることもあるのですが・・・考えものですね(笑)
まずは分解します
前側のビスはすぐわかりますがこの前側のビスを取っただけでは分解しないのです・・・
後ろはビスが見当たらないのですが・・・。
後ろ側のビスはマフラーの下側でした
2本のピンで留めてあったマフラーを外しましてビスを緩めれば分解できました。
外したボディを見てちょっとびっくり・・・ウインドウのガラスがありません・・・
どこかに落としたのかな?と思って足元を探しますが、全く見当たりません。
落とした音もしなかった様な・・・
何とウインドウはこんな部分に付いていました。
ついに全部がバラバラになりました
お客様のご希望を叶えるためにはここまでバラバラにしないとダメでした。
こんなに予算は取っていなかったのですが・・・
リアバンパーも裏側で焼き留めしてあったのですがグラグラしていましたので一旦取り外してエポキシ系の接着剤でつけ直ししました。
硬化までこんな格好で失礼致します(笑)
前側も同様に・・・
フロントインテークのメッシュも接着剤なしでバンパーで押されて外れないだけと言う合理的な設計ですね。
フロントのマーカーも浮いていましたので一旦外しまして削り合わせてから裏側をホワイトで塗りまして再度取り付けました。
給油口も一旦外してから接着し直しております。
これでバッチリですね・・・
ダイキャストミニカーも組み立て精度を上げてやれば見た目が変わってきます、中国製にそれを求めるのは難しいかもしれませんが・・・組み立て方で良くもなり悪くもなると言う良い見本ですね。