Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

599GTO内装のディティールアップとボディ研磨

2019-02-09 20:14:19 | Wさんの1/18Ferrari
本日の山陰は雨が降っています・・・
関東方面では雪の予報が出ていて北海道は大変な寒さになると言う予報ですが、如何でしょう!?
まあ東京は5cmでも大雪と言われている様ですが島根県や鳥取県では5cmなら薄ら積ったという表現になるのは間違いないと思います。
しかも5cmでは折角用意した除雪機は全く役に立ちません・・・せめて30cmくらいは降って欲しいかな・・・
一度くらい降らないと夏場の水不足の恐れも有りますから心配な所です。
関東方面は雪の予報ですが朝の時点で中庭はこんな感じです。
雨は降っていますが白い物も混じらず・・・ただの雨!



さて本日の仕事ですね。
シートのカーボンデカールを貼って随分疲れちゃったので・・・リハビリ代わりに・・・ドアミラーのミラーを作りましょう。
F12TDFではこの様なメッキの板が鏡の面として付いていまして・・・光り方が悪くてNGになったのかこの上にミラーテープがカットした物が貼って有りました。
このプラ板を使わずにステンレスの板でミラーを作りますとミラー本体の奥に入り過ぎてしまう為にプラスチックのパーツにステンレス板を貼ってから周りを切り抜きます。
下の写真では裏から見ているので接着用のダボをカットした痕がわかりますね。

周りを綺麗にカットしたらヤスリで整えてミラー本体の内側に綺麗に収まる様に調整致します。
この時に厚みも同時に調整しておきますと完璧ですね。
ステンレスの板を入れる事で少し厚みが増す訳ですからその分も削って調整致します。

ついでに599GTOの方も作って置きましょう
ホットホイールの方はミラー本体が無垢のダイキャストなので凹みはほとんど有りませんからステンレスの板をカットしてミラーを作るやり方は1/43の場合と同じです。
板だけで済む訳です・・・他の板に仮留めしておきましてバフを掛けてピカピカに磨きます。

F12TDFの方は裏にプラ板が付いていますから瞬間接着剤で仮組する訳にはゆかず強力な両面テープを使って仮留めしておきましてバフ掛けしています。
こちらも後側がよく見える様にピカピカに仕上げておきましょう。

そしてF12TDFの鏡をミラー本体に接着しました
申し訳ない事に
ブラックを塗った直後だったので汚い指が写っております(笑)

599GTOの方はこの通りミラーだけの接着・・・薄い物ですから楽です

次はダッシュボードのマスキングですね
ウレタンクリアーが終わりましたのでカーボンの部分だけマスキングしてフラットクリアーを塗りましょう。
このマスキングですが複雑な面が多いので1枚でマスキングする事が出来ません・・・なので小さく切ったマスキングテープを使ってマスクしております。
この場合はマスキングしたら間髪入れずに塗る事ですね・・・マスキングテープを重ねますと剥がれやすい(浮きやすい)のです。
剥がれてしまうと当然ながら吹き漏れが起ります
マスキングゾルで押さえる方も有りますが・・・前にそれをやったらマスキングゾルの色が残ったりして具合が良くなかったので最近はマスキングしたら間髪入れずに塗る事にしております(笑)
まあ余計な手間をかけないというのも有りますね、マスキングゾルを塗って固まるまでそのままにしておく時間が勿体無い・・・。
しかもマスキングゾルの色が染みてしまうとやり直しになってしまうのです・・・確かハセガワのオレンジ色のヤツだったかな〜!?
クレオスのMrマスキングゾルも余り良い印象が無かったです。
最初のヤツは特殊な匂いが有ったのですが使い勝手は良かったんですけどね〜Mrマスキングゾル(改)も有る様ですが時間の余裕が無くて試していません(笑)
何だか剥がれ難いという評価も有る様なんでね・・・。

塗ったら完全硬化するまでに剥がします。
乾いてから剥がしますとマスキングの境目が盛り上がってしまうのでペーパーがけが必要となるからですね。
ボディの様な部分はそれでも良いですが・・・フラット仕上げの部分はペーパーをかけてしまうと補修のしようがなくなってまた塗らなければなりません。
ですから乾くまでにマスキングを外しましょう・・・。
他の部分に当たらない様に注意は必要ですね・・・
ドアの内装ですがカーボンの部分はグロスの艶有り、それ以外の部分はファブリックなのでフラットの艶消し仕上げです。
本当はバックスキンなのでもう少し荒いインテリアブラックで仕上げたい所ですが・・・ステッチのデカールを貼らないといけませんのでその仕上げは無理です。

手が空いたので599GTOの外装を2000番のペーパーで研磨します
僅かなゴミやユズ肌の有る部分を集中的に研磨しておきましょう。

ついでにボンネットも磨いてしまいました・・・
まだ大物が残っています・・・そう!ボディです。
但しルーフの部分はフラット仕上げになりますから4枚のフェンダーと前後のバンパーくらいで済みそうですね。
まだやっていませんが・・・。

ダッシュボードにフラットクリアーを塗りましてマスキングを剥がしました
グロスの部分とフラットの部分がクッキリと別れてなかなか良いですね。
本当はカーボンの部分ってセミグロスくらいかと思いますが模型的にはグロスの方がメリハリが効きますから僕はこちらの方が好きかな。
実車だったらセミグロスですよね・・・日光が指した時に眩しいですからね。

リアのトランクフードは2度目の中研ぎです・・・
複雑な面にカーボンデカールを貼っていますからなかなかデカールの段差が取り難いのです・・・
まあこの辺りの仕上げには近道は有りませんので地道に仕上げてゆくしか方法が無いです。

コクピットの床面にフラットクリアーを塗りましたのでマスキングを剥がします・・・
ここもカーボンの部分はグロスの仕上げになる様にマスキングを施しております。
フラットの部分は埃も無く綺麗に仕上っているのがわかりますね。
シートの凹みも全く目立たなくなりました・・・これなら良いですね。


明日もまた続いてシートのやり直しをご紹介いたします。