Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ウインドウの取付けスペーサーの制作

2019-02-25 20:53:28 | Wさんの1/18Ferrari
本日の山陰は雲が有りますが晴れて良い天気でしたね。
気温は少し高めで外でも動きやすい気温になりました。
花粉は多めに飛んでいるらしく目や鼻が少々影響を受けますが、夜に寝られないとか鼻水が出っぱなし・・・(汚いな〜笑)と言う事は全く無くてダイエットによる体質改善が進んでいると思います。
痩せて身軽になってアレルギーも少なく(全く無い訳では有りません)なれば嬉しいですね。

超多忙な日は続いておりますが・・・
本日はギャラリーのイベントの案内ハガキのデータを作りまして印刷し当店に登録頂いているお客様の中で300人の方にお送り致しました。
午前中は開店準備の掃除や沢山有る窓の掃除等、それに普通に制作をこなして厨房係もしてその他にハガキのデータ作りから印刷を一日でこなしてしまいます、今まで何をしていたんだろうか?無駄な時間を過ごしていたのじゃないかと反省しますね。
夜はぐっすり7時間も寝ています(笑)


さて本日の制作に掛かりましょう
まずは一番影響の少ないリアのクォーターガラスから取り付けします
接着剤が硬化するまではマスキングテープで止めておきます
この時点でズレてしまうとガラスとボディのやり直しが大変ですからね〜。

さてそろそろ組立て台の準備をしておきましょう。
と言うのもボディ内部を作っている時には仮組台に取付ける事が出来ません・・・ボディを直接持って作業をしますが・・・
手に接着剤が付いたりしておりますと折角のボディがドロドロになってしまうのです。
内側の組立てが終われば仮組台に取付けて不注意を防ぐ事が出来ますからね。
こんかいは1/18と結構大きいので仮組台も新調する事にしました、ホームセンターで探して来たのはMDFパネルと言う木質系の圧縮材ですね
本当はベニヤ板が良いのですが側面の部分で刺が刺さってしまう事も有りますからこちらの方が良いかな〜
無垢の板だと見栄えもいいので良いのですがよっぽど良く乾燥していないと後で反り返ってしまって仮組台の役に立たない事も有りますからね。それに仮組台は道具の一つと割り切って考えておきましょう。

ミニカーについていますのはこんな形状のスペーサーです・・・
元から付いている物なのでこれでも良いのですが、このスペーサーはタイヤ4本共接地せず持ち上がった感じで固定する様ですね。
何か修理中の様に見えて感じが良く無いから作らなければなりませんね。

旋盤で削っています
真鍮製のスペーサーですが見栄えもいいし金属ですから強度も十分です。

フロントは高さが6.8mm、リアは7.2mm程です
少し前下がりなんですね・・・
フロントとリアで僅かに寸法が違います、こんな場合は裏側に刻印を打っておきましょう。
お客様が外された時にわからなくなってしまうと困られますからね。

そう言えば・・・ダッシュボード左側にもプレートが付けられていましたね
サクッとデカールを作って置きまして
アルミ板に貼ってクリアーコートしています。
予備を含めて3つ作りましたが一番下側の物はエアブラシのエアの勢いでデカールが剥げてしまいました・・・
予備を作って置いて良かったです。
2枚のうち一番出来のいい方を使いましょう・・・。

取り付けはダッシュボードの左側のこの位置です。

これでコクピット内は終わりかな??
次は少々大物を取付けましょう
ボディの前側に有るフロントのリップを取付けますね。
接着はエポキシ系の接着剤でガッチリと取付けです硬化完了まではテーピングしておきましょう
左右の位置関係にも気をつけなければなりません。

お次ぎはリアウインドウです。
特にウインドウの前側は浮いてしまうととても目立ちますのでガッチリと押さえておきましょう

そしてボディとシャーシを取付けました。
と言ってもビス止めなので外そうと思えばいつでも外れますが・・・
傷が付くと嫌なのでなるべく外したくないと言うのが本音ですね。

さてワイパーの取り付けを検討します・・・。
まずは分解します。
瞬間接着剤がガビガビに付いていますね・・・こりゃあ酷いな〜(笑)
ワイパーはアセトンに浸けて接着剤を落としまして再塗装します。
今回はワイパーを作らないの?とかエッチング一枚かよ〜って声が聞こえてきそうなんですが・・・
ボディのダイキャストの形状やウインドウの高さそしてボンネットの形状の問題からワイパーの厚みはエッチング一枚分しか無いのです。
作り直して厚みを増したいのですが・・・今回はそれが難しい様ですね。
全体のバランスを崩すならこのままの方が良さそうなんです。
勿論この黒いカバーの部分も接着剤を削って再塗装しておきます。

エンジンルームの黒いカバーを取付ける為に折角組立てたボディを分解しております。
そしてフロントウインドウも接着します。

そしてワイパーも接着・・・
ウインドウ側にはブレードを接着しないので固定用のマスキングテープを後で外す事が出来ます。
この状態でボンネットの仮留めしてみましてワイパーが干渉しない事を確認しておきたかったのです。

フロントウインドウやエンジンルームのカバー等が付きましたのでボディとシャーシを再び合体しました。
このエンジンのカバーの前側に付いているフェラーリのマークとGTOの文字も瞬間接着剤でガビガビだったので外して磨いて塗装しています。
瞬間接着剤を多用するのは良いけどはみ出しや白化がかなり気になりますね。

フェラーリのマークはエッチングで作ってありますので磨いて取付けました・・・
さすがにシャーシ番号は読めませんね〜(笑)

続いてGTOの文字も取付けます
なかなか格好良いじゃないですか〜!!

同じエッチングパーツですが・・・
サイドステップの部分に付くピニンファリーナのエンブレムも取り付けます。
小さな物ですけどやっぱりエッチングパーツで立体感が有るのは良いですね。

フロントにはフェラーリのエンブレムを取付けて・・・完成!
では無かったです・・・これで完成と思っていましたが、忘れ物が色々と有りました。


明日はナンバープレートの取り付けやバックカメラの制作をしましょう