Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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本日は修理です

2021-07-05 22:01:52 | ミニカー修理
本日の山陰は雨の天気でした
時々止みますが・・・ず〜っとしとしと降っていました。

流石に今日は畑仕事は無理ですね。
こんな日は本業に精を出しましょう(笑)
まあ体は楽ができますが汗をかかないので夜のビールは美味しくないでしょうね。


今日はS木さんがエキゾーストパイプを引き取りに来られると思いますので失敗してしまった2つの部品を修正しておきます。
メッキ調塗料からのやり直しなので・・・塗装をしてからクリアーをコーティングしておきます
その後に焼け色をつけて乾燥機で硬化促進をしたら完成ですね。
この作業は2時間ほどで完了なので・・・
午後から引き取りに来られるという事なので、無事に間に合いました・・・。


この頃少しずつですがまた修理品が溜まってきまして、早く修理も進めなければなりません
当然製作も進めないといけないのですが、そのバランスは難しいですね。
で・・・今日の修理はこちらからです
メイクアップのアルファロメオES30です。
私の持っているフェラーリ348zagatoと同じザガートのデザインなんで共通性があります。
SZのヘッドライトは私の車の補助灯として使われています

今pアルファロメオですが、中古品で入手されたようでカバーとベースがセロテープで止められています
が・・・ダメなんですよね。
プラスチックのケースにセロテープを貼りますと比較的短時間でテープを剥がしても粘着が取れなくなってしまうのです。
このモデルもそれでした。
剥がしてもこのように粘着だけが残ってしまいます。

一見綺麗なんですけど
ボディの収縮からウインドウ関係は全部歪んでしまっていますね。
フロントウインドウが歪んでいるのは見えますかね??

ご依頼はフロントウインドウだけだったのですが・・・
フロントウインドウの右前側の取り付け部分には何か白い傷がついているように見えますね。

リアウインドウもボディの収縮からウインドウ自体が変形しておりまして
ウインドウにスタンドの電球が映り込みますが・・・歪んでしまっています。

もっとよく見ますと
左のサイドウインドウも曲がっていますね。

そう思ってみますと・・・右もダメですね
せっかく送料をかけて修理に送っていただきましたので直しておくべき事案ですね

Fウインドウを外してみましたが
こんなに歪んでしまっています
外しても元には戻らないのです・・・

リアウインドウを外す為には、まずリアウイングを外します
今回は結構キッチリ接着されていまして外れないのです
仕方がないのでエナメルシンナーを流しておいてから数分置いておきましてやっと外れました。

やっと全部のウインドウを外しました。
ウインドウが全くないと何やら少し寂しい感じですが・・・まあ仕方がなかな〜。

外したウインドウをスキャンします
というのもウインドウの内側には黒く印刷されている枠がありましてそのデータを作ります。

フロントウインドウ・サイドウインドウ・リアウインドウのデータを作ります
難しいことではありません
スキャンしたデータをフォトショップで二階調化してからイラストレーターでデータを書きます

アルプスプリンターを使って透明なアニメセルに印刷しました

エッチングの枠をフロントウインドウに当ててみますと
・・・?
大きさが違います
ここでピンときたのは・・・
スキャンしたときに間違って私個人のオープンモデルのRZのウインドウをスキャンしてしまったかもしれません(滝汗!)
もう一度やり直しだな〜!!

リアウインドウにエッチングのワクを接着しました
リアウインドウはオープンモデルのRZにはありませんから間違いようがないのです(笑)

作り直したウインドウを全て接着しました
マスキングテープで押さえてあるのはいつものことですね。

30分ほどそのままにしておきましてテーぷをはずしますと完成ですね

ワイパーを取り付けましてサイドウインドウもつけ直します
これで完璧かな。

そして少し傷なのか汚れなのかわかりませんがクリアーカバーを磨きましてね
被せて・・・本当に完了しました。


少し前に直した288GTOですが運転席側のサイドウインドウが少し浮いたということで
再修理しました
が・・・ボディが収縮していましてまた浮くかもしれませんね
288GTOはボディの収縮が大きくてもう厳しいかもしれませんね。
状態の良いものをお持ちの方は大事にしてくださいね、貴重品なのかもしれませんからね。

次はF50です
完全にフロントウインドウが外れてしまっていて別の袋に入れてあります。

サイドウインドウも片側ダメということでしたが・・・確認しましたら左右共ダメですね
すでに浮いています。

ここまでダメですと心配なのはエンジンフードの上の透明な窓ですが・・・
ここの確認は細いマスキングテープを少しだけ貼り付けてみまして上に引っ張ってみますと。
何の抵抗もなくウインドウが上がってきました
と言う事は外れてるという事ですね
結局ウインドウ関係は全滅という事ですね

F50もクリアーカバーに傷が入っているようなので磨いておきます
まずはアクリルケース用の少し荒めのコンパウンドで磨きます。
荒めの傷が消えたら次に進みましょう

次は模型用の細かなコンパウンドで磨いてピカピカに仕上げましょう
これくらいで良いかな〜!!


そしてS木さんがまた持ってこられたエキゾーストです
まずはパテ埋めから
今週は遅れないようにスタートダッシュは良い感じじゃないかと(笑)


そして今日最後のアクシデントです
スマホからPCに画像を送ろうとしたらエアドロップが立ち上がりません・・・
娘に見てもらってやっと画像を送ることが出来ましたよ(笑)
理由は不明です・・・。

明日は無事にと願うばかりです(笑)