Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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エンジンルームのディティール追加

2021-07-31 20:08:41 | Wさんの1/18 AMG6.0SL

本日の山陰も暑い一日でした。
あの大雨から一滴の雨さえ降りません、まとめて大雨が降るよりも時々は夕立が来たら灌水も楽になるはずなんですが・・・。
まあ僕の思う様にばかり行く訳も無いので・・・仕方が無いですね。
今日も朝5時に起床、5時半にはアトリエに到着してブルーベリーを収穫してから畑の方に出掛けオクラ/ピーマン/茄子/キュウリを収穫してアトリエに戻ったのが10時40分でした。
ここから1時間程本業を開始します。

昨日の質問の答ですが・・・

点火コイルを固定する為の金属製のピンでした。
12個同じ形状にしなければならないのでとても手で曲げていたら1日経っても完成しません。
そこで考えたのがプラ板を使ってプレスしようかと・・・
でもプラ板がプレス型なら固い金属は無理なのでこのピンの素材は0.3mmのハンダ線にしました

ハンダ線なら柔らかいのでプラスチックの型を使っても曲げる事が出来ます。
でもこのピンですが中央部分が小さく凸になっていましてなかなか難易度が高い部品ですね。
本当は洋白線の方が良いのですが固いのでなかなか難しいですね。

洋白線を使うなら最低でも真鍮のプレス型が必要になって来ます。

使う時はこのような感じにハンダ線を置きまして・・・

型を横にスライドします・・・
ハンダ線は柔らかいので曲がっていますね・・・

最後までスライドさせますと・・・
中央部分も凸形状に曲がってゆきます。
この辺りは柔らかいハンダ線ながらです・・・。

プレス型からハンダ線を外さずそのままナイフでカットします

カットする場所はプレス型に溝が切ってありますのでその位置に合わせてカットですね。

カットした部品をピンセットで外します

如何でしょう?
中央部分の凸形状も十分再現されております。
しかも金属色はそのまま再現されています・・・ハンダ線なのでちょっと柔らかいですけど・・・まあ触れない場所なので。

ストッパーの金具を取付けます

取り敢えず片側だけです・・・

そして両方とも付けたら車体に入れて雰囲気の確認します。
まあどこにも当たる部品ではないので干渉は無いのです・・・

ついでに次に作る部品の寸法を確認します。

次に作るのはエンジンセンターの一番後側に付く丸い部品でして・・・
何でしょうね?
高さが有る為に確認しておかないとボンネットの裏側に干渉しては困りますからね。

部品は真鍮製でして旋盤で削って作っています・・・
横側から細いホースが出ていますのでバキュームがかかる様な感じですね。

他にもインテークマニホールドの後側に何本かホースが有りますのでそれはハンダ線の0.5mmを使います
ジョイントの部分はアルミパイプで再現・・・ホースの部分はフラットブラックで塗装してゴムホースらしくしましょう。

全ての部品を組立てますとエンジン周りも賑やかになって来ますね。
これが上手く車体に組み込めるのか・・・それが問題ですね。
しかも自然な形で・・・という難しい問題も有りますから(笑)

ここで時間になってしまいました
明日は室内とハードトップかな・・・完成が近くなって来ていますので作業があちこちに飛んでしまいます。
私も頭を整理してゆかないとね忘れ物が出たりしますから・・・(笑)

明日も頑張りましょう。