本日の山陰も暑い1日でした。
今日は修理をご依頼いただいていたN村さんがご来店でした。
また次のご依頼も持って来られました・・・修理が尽きませんね〜。
趣味人は大変です(笑)
次の修理や今回の修理についてお話をしているうちにお昼になってしまいまして私は厨房に・・・
午後からは本業ですね。
・・・これは変わりません、どんなに忙しくても本業を進めます。
このモデルは元々ノレブのミニカーなのでシャーシ裏はプラスチックのままでして塗装すらされていません。
フロントのエンジンルームやホイールハウスの内側などかなり加工してしまいましたので塗っておかないと見た目が良くないですよね。
まずはサフを塗ります。
ついでにエンジン関係の部品にもサフを塗っておきます。
残りの加工も少なくなってきましたが、問題のある部分は多々あります。
その一つがハードトップなのです。
後ろ側を合わせますと前側がウインドウのピラーから1.0mmほど浮いてしまうのです。
リアのサイドウインドウの部分の寸法が合ってなくてリアのサイドウインドウの下側を削りました
この部分はウインドウの枠のモールドがありますがウインドウの前の部分ではその枠のモールドが無くなるくらい削ってハードトップの収まりが決まりました。
下の写真はやっと高さが合った時のもので左右は少しずれていますが、この後に微調整をして合わせています。
難しいのはこのハードトップは透明なプラスチックでできていますしその特性を活かしてお客様の車についているパノラマルーフに仕上げなければならない事ですね。
傷や削り過ぎは絶対に避けなければなりません。
また塗装も同様です・・・まさに責任重大なのです。
削ってしまったリアサイドウインドウの下側のウインドウの枠を取り付けましょう。
素材は0.3mmのプラ板です。
まあ切って貼り付けるだけですが、透明部品が相手なので接着剤のつけ過ぎやはみ出しは・・・当然だめです。
ついでに普通のハードトップとパノラマルーフのモールドの違いを追加しておきます。
リアウインドウとルーフの素材は違いますので繋ぎ目があるんですよね・・・多分そのモールだと思われます。
続いて追加したモールドやハードトップの部品に元々入っているモールドをグロスブラックで塗ります。
その為にはまずハードトップの大部分にマスキングテープを貼らなければなりません・・・
下の写真をご覧になりますとよくわかりますが、残っている部分の方が少ないですね。
続いてグロスブラックを塗ってみました。
乾燥機で乾かしてからウレタンクリアーを塗っておきます。
これでボディと同じ艶を再現できると思います。
マスキングが結構時間がかかりましてね・・・
今写真で見えているのは表側だけのマスキングですが当然裏側もマスキングをしておかないと塗料が飛びますと困りますからね。
倍の時間がかかるわけですよ(笑)
明日も続きを作りますよ。
あ〜と言うか明日はまた5時起きでブルーベリーを収穫します。
この時期大変なんですよね〜(笑)
でも当方のブルーベリーを待ってくれている人がいますから・・・嬉しいですね。