Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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サフェーサーの中研ぎとさらに修正を繰り返します

2021-10-24 20:24:26 | Austin Healey 3000

本日の山陰は晴れて良い天気でした。
朝起きた時には少し雲が多めでしたが少しづつ消えてゆきまして、結局は良い天気になりました。

今朝もいつも通り出勤してすぐに落花生の収穫をしました。
落花生はこんな感じに・・・と言ってもわかり難いかもしれませんが。
黄色な花が咲きまして受粉しますとその花の根元がぐ〜っと延びて土の中にもぐりましてその部分に落花生が付きます。
ですから枝ごと掘りますとこんな感じになります。

ここから落花生を外しまして水洗いをしておきます。
本来は砂地の所で作るみたいですが私の畑は砂地ではないので洗ってから干します。
まあ土の中も濡れていますから水で洗っても問題無いかな??って軽く考えているのです。


昨日は1/5程掘っただけでダウンしてしまいましたが・・・何故か疲れていましたね。
今日は元通り元気になりまして全部掘って水洗いをして干しておきました。
下の写真は途中経過なのでほんの少しです・・・。

その後はピーマンとイチジク/そして富有柿の収穫をしています。
寒くなって来ましたので収穫も熟し具合を確認しながらの収穫なので時間がかかる割には量はそう多く無いのです。
まあCafeで使って残りを自宅で食べる程度で十分なんですよね。
欲にかられて野菜まで作っていますが・・・(笑)

今日は日曜日なんですが安来市内は市議会議員選挙で皆さん忙しいらしく・・・
平穏な厨房係です・・・と言っても全くお客様がない訳ではないので十分忙しいのです。

午後からは本業でございます。
昨日盛ったパテを研磨・整形しますよ。
もう十分に硬化していますのでサクサク削る事が出来ます。
ついでに筋彫りの部分も掘り直します。
0.15mmで最初掘っていましたが少し幅が狭く感じましてね・・・
0.2mmで掘り直しました。

と言うのもドアのチリが昔の車は広いのですよ。
私が思うのに1970年代くらいまでの車は比較的広い傾向に有ると思うのです。
どの年代がどれだけ・・・と言う数値は持ち合わせていませんが・・・。

シートですが・・・
モールドは十分入っていますが何となく違う・・・
どこが違うのだろうと考えてみますとシートの座面と背もたれの間の部分に溝が無いのです。
実車では座面と背もたれの部分は違った部品になっていますのでその間の部分は多少なりとも溝が深く無いと不自然なんですよね。
で・・・掘っておきました。

次は塗装に・・・とゆきたいのですがその前にセンタートンネルをシャーシ側に接着しておきました。
この部分はカーペットで覆われていますので一緒に塗った方が良いと言う判断ですね。

実はこの部分にも時代性が有ります。
新しい時代1970年代以降の車はセンタートンネルとフロアーのカーペットが一体整形になっていまして継ぎ目が有りません。
それより古い1960年代の車はフロアーとセンタートンネルの部分が別々のカーペットになっていますので継ぎ目が有るのです。
まあ車種に依って違いが有りますので一概には言え無いのですが・・・その時代の車のレストアを趣味としていましたので・・・よくわかります。

パテで修正したはずだったボディサイドのラインにつながりが良く無い部分が有りますのでもう一度削って直します。
小さいのでラインの違いが良く見えてしまいますからね、手抜きは出来ませんよ(笑)

次は修理ですね。
昨日の599のお客様ですが追加で修理品が届きましたので同梱でお送りする為に先に修理をします。
患者さんはやはりメイクアップのムルシエラゴですが・・・どこかのスペシャルらしくシリアル入りですね。

一見綺麗なんですがフロントウインドウが浮いていますね。

接着剤が緩んでいるらしくパカッとウインドウが外れてしまいました。
まあこれくらいなら修理しないとダメでしょうね〜。
ウインドウの周囲のフラットブラックが剥がれてしまってまだらになっています。
緩んだとは言えきちんと付いている部分も有りますから致し方が無いでしょう。

同じ様な写真に見えますが・・・
ウインドウの周囲のフラットブラックを補修しておきます。
まあこのフラットブラックもウインドウを接着してしまうと見えなくなるかもしれませんが一応補修しておかないと万が一見えてしまうとみっともないですからね。
それとこのフラットブラックはエナメル系のフラットブラックを塗られている様なのですがその上にウインドウを接着されます。
ウインドウが外れた時にフラットブラックが無くなっていると言う事はどういう事かと言いますと・・・フラットブラックとボディのウレタンクリアーの間の密着力が弱いと言う事になりますね。
と言う事はウインドウが浮いてしまう原因の一つがここにあるのではないかと・・・想像してしまいます。
なので私の補修ではラッカーのフラットブラックを使っています・・・まあ違いが有るのかどうなのか・・・時間が経ってみないと結論は出ないのですけどね。

そしてウインドウを接着します。
マスキングテープで押さえてあるのは何時もと同じ工程ですね。
この後ワイパーを付け直して終了です。

一晩置いておきまして確認後問題が無ければ発送になります。

明日はヒーレーの塗装にかかりましょう。