Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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シャーシの組立て

2021-12-04 20:14:36 | Austin Healey 3000

本日の山陰は曇りどきどき雨・・・たまには日が射すのですがそれでも寒い一日でしたね。
今日は雨がパラパラ落ちましたので畑には出られず・・・
仕方が無いのでガレージの中で耕耘機を修理していました・・・と言っても結果として今日の所は失敗しちゃったんですけどね。
作戦を練り直してもう一度チャレンジしましょう。
ロータリー部分のベアリングを交換したいんですけどね・・・
既に部品は届いています(笑)
後は私の技術力だけなんだけど・・・これがなかなか車と違うのでうまくいかないのですよ(笑)

で今日も厨房係が終わってから本業開始ですね〜。
本日はオースチンを少し進めます。

タイヤ/ホイールを装着する為にはまずフロントのディスクブレーキを取付けます。
小さなエッチングの部品ですが以前作った車の余った部品です。
ワイヤースポークのホイールなので隙間からブレーキがよく見えるのです、なので省略は出来ません。

スポークの隙間から何となく見えますよね。
ブレーキキャリパーを付けないとブレーキディスクが見えるだけなのでドラムブレーキなのかディスクブレーキなのかよくわからないじゃないでしょうかね?

このガラスケースの上で組立てしないと4輪がきちんと着地しなくなってしまいます。

しばらくの間このまま放置します。

続いてこの硬化待ちの間に室内の細かな部品を作ります。
まずはサイドブレーキのレバーです。
この古いキットの場合もう使えるレベルの部品は付属していませんからほぼ全て作り直す事になります。
素材は外径が0.8mmのアルミパイプとインセクトピンですね。
インセクトピンの頭でサイドブレーキのリリースボタンを再現します。
実車はシートの脇でセンタートンネルの間からサイドブレーキレバーが出ていますからサイドブレーキの付け根の部分は強度優先のインセクトピンを曲げています。
実車もこの部分は見えない様ですしシートを目一杯センタートンネルに近づけて設置しないとドアの内装をこの後作りたいのにそのスペースが無くなってしまうのでした。
キットではドアの内装の部品は存在してないのです(笑)
キットメーカーさん最初から付ける気が無かったと言う事でしょうね。

続いてシフトノブとシフトレバーです。
レバーは0.6mmの洋白線でノブはアルミパイプに差し込んでおいてドリルレースしています。
こんな小さな物はドリルレースの方が自分の思った形状に削る事が出来ます。
私が参考にしている実車の写真ではアルミの削り出しのノブに交換されています。
理由はシフトの位置が少し遠いのでしょうね。
ただ、時代を考えますとシフトノブは丸くて黒い樹脂製である様ですのでこのドリルレースした部分を塗装で仕上げます。
樹脂なのでグロスブラックですね。

次は旋盤でABSの丸棒を削って作りました。
大きさは直径が2mm程です。
何の部品かと言いますとシフトレバー根元のカバーですね。

大きさはとなりに有るピンセットの先と比較して頂けばわかりますかね〜??

シフトレバーのノブを塗装しています。
ノブの下側にノブをロックする為のナットが見えますね・・・
これは金属線を使って再現しています

でシフトレバーとサイドブレーキを取付けました。
このオースチンヒーレーと言う車は何か他の車とミッションを共有しているのかシフトレバーがセンタートンネルから出て来る部分が中央では有りません。
どちらかと言いますと左側の前方に出て来ているのです。
なのでドライバーからはかなり遠くでしてレバーはセンタートンネルを出た所で大きく後側に曲げられています。
そして長く後に延びて右側のドライバーの方に近づいています。
これでもまだシフトレバーが遠い人はノブをアルミ製の長い物に交換しているんですね。

このモデルカーでもその特徴を再現する為に取り付け位置を再現させて頂きました。

一応ボディを被せて違和感が無いのか確認をしますね。

明日はまたS15シルビアを進めましょう。
皆さん寒いですが風邪など召されません様に!!