Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ブレーキ完成とコクピット内の加工

2021-12-05 20:13:44 | 1/18 S15シルビア

本日の山陰は午前中は曇り時々雨、午後からは天気が回復して来まして雲はありながらも青い空が出ていました。

山陰の冬なのでなかなか一日中スッキリと晴れる事は無いのでしょうね。
今日の午前中は天気が良く無かったので外の仕事は出来ませんし耕耘機の修理も昨日失敗しちゃったので・・・他の方法を考えましょう。
今日は日曜日なんでダメだけど・・・明日は部品を頼んだJAさんに行って耕耘機のパーツリストを見せてもらおうかな・・・
中の仕組みがわかると何とかなるんですよね。
耕耘機のローターリーの駆動にはチェーンを使っているのですがチェーンには通常たるみを調整するテンショナーが付いているはずでしてこれを緩めてチェーンの遊びを大きくしてやればスプロケットがシャフトやベアリングと共に楽に取り外せるはず・・・
取り外せたら油圧のプレスを使ってベアリングは抜き出せるはずなのです。
・・・この辺りの文章は実際に構造を見た人でないと理解出来ないかもね・・・。

さて今日も本業をスタートです。

今日は先日仕上げたテールランプのレンズからです。
このテールレンズにはストップランプ、バックランプ、ウインカーランプ、スモールランプと4つのランプが仕込まれています。
ストップとスモールは赤なので裏からクリアーレッドを塗ってやります。
このテールランプユニットは社外品に交換されていまして、多分LED化されているみたいですね。

スモークのレンズの奥にクリアーレッドが見えて実車通りかと・・・

一昨日塗ったブレーキキャリパーとブレーキディスクを一体化しました
如何でしょう?
色や質感はかなり近くなった様な気がしますが・・・。

ブレーキ周りをホイールにセットしてみました。
まずはフロント側です

続いてリア側・・・

接着剤が硬化するまで他の仕事を行ないます。
オットーのコクピットの床にはシートの位置を決める為に穴が空いています。
でもオットー純正のシートは使わないので穴を塞ぎましょう。
ここは力が掛からない部分なのでポリパテで塞ぎます。
こんなに大きな穴をポリパテで塞ぐ場合は表側にマスキングテープを貼っておきまして、裏からパテを盛ります。

表側にマスキングテープを貼っておかないと表側に凄く盛り上がりが出来てしまいまして後で削るのも大変なんですね。
下の写真はパテを盛った所です。

表も裏もですが結構表面に凹凸が有りましてパテが広がってしまいましたね・・・裏側は余り気にしなくても良いのかもしれませんがいちおうブログでは写真も載せますのでなるべく綺麗な方が良いかな(笑)

パテは乾燥機に入れて加温してやりますと硬化が早く作業製が良いですね。
平面を出す為に木片にペーパーを両面テープで貼り付けてガシガシ削ります。
大体平面が出た所でもう一度グレージングパテを盛ります。

勿論、裏側も綺麗に仕上げる為にグレージングパテを盛りました。
手抜きは無しですよ(笑)

そして再び乾燥機で加温しましょう。
グレージングパテは硬化がより早いのですぐに研げますね。
きちんと研ぎますとほとんどグレージングパテの緑の部分が無くなってしまいます。
これは最初の黄色いポリパテを木片にペーパーを付けて研ぎましたので面が出ているってことなのです。
気泡の部分は所々緑がのグレージングパテが見えていますね。

裏面も綺麗に研ぎますよ。

続いてサイドブレーキとシフトレバーの加工ですね
今までどの様に加工しようか迷っていましたが・・・
シフトレバーとサイドブレーキは外して加工する事にしました。
ついでに少しモールドを付け足そうかと思案中です。

外したサイドブレーキには真鍮のピンを打って取りつけと塗装の時の持ち手にしましょう。

シフトノブはオットーオリジナルのノブをカットしています。
実車にはアルミの削り出しのシフトノブが付けられていますから・・・実車と同様に旋盤でアルミの丸棒から削り出した物をさらにドリルレースで細かな部分を追加しました。

取り付けますとこんな感じかな・・・(写真が上下逆です・・・逆立ちしてご覧下さい)
でもこれで終わりじゃないのです。
この後何をするのか・・・現在考え中です(笑)

本日最後にウレタンサフを塗っておきましょう。
さすがにサフは完全硬化まで時間が必要ですから、まずはコクピットの床の部分です。

続いて細かなシフトレバーやサイドブレーキレバーです。
この二つの材質はプラスチックですがサフはウレタンを塗りました・・・。
密着が良いのでね・・・

明日も続いてS15シルビアを進めます。