本日の山陰はかなり冷え込みました。
出勤する時にもかなり寒いな〜と思っていたのですが、到着して中庭を見ますと霜が降りて真っ白でした。
下の写真は決して雪が降ったところではありませんよ(笑)
朝、冷え込むのは天気が良くなる証拠の様な物でして昼間は天気が良くて青い空が見えていました。
気温も昼間は結構上がりまして15度位は有ったんじゃないかな〜。
さて今日は月曜日なので今日を乗り越えますと明日からは2日間の定休日になります。
でも特に予定がないので仕事をしてるんじゃないかな〜
あ〜、そうだ隣町まで塗料を買いにいかなければなりませんね〜。
クリアー系の塗料が残り少なくなっていました。
で・・・今日も本業を進めます。
早くどれか終わらせたいのでね・・・次も待ってるし(笑)
次はシートですね
シートは3Dプリントでザックリ出してあります、と言うのも座面の部分はまだカクカクのデータのままなんです。
まあどちらにしてもここは手で削らないといけないのでそのままなんですよ。
3Dプリントでは微妙なRの部分には必ずと言っていい程等高線の様な模様が出て来ますまあデジタルの世界ですから通常は仕方が無いでしょう。
今では高価なプリンターですと等高線が出難い物も有る様ですがそれはまた次元が違う程高価になっちゃうので(笑)
お客様にはその費用を請求出来ない程の金額になってしまう事も有ります。
それなら自分で手を動かして工賃を頂いた方が良い訳ですよね・・・お客さんも私もね。
でリューターを使って大雑把に削っています余り細かな部分までリューターで攻めますと余分な部分を傷が付くと困りますからね。
細かな部分は自分の手の方が良いかな。
ここからは更に手で削って少し硬めのシートクッションの形状を作ります。
続いてシートバックですね・・・
こちらも背中の部分はカクカクのままです。
同様にリューターで削って大まかに整えてからペーパーやタガネを使って削ってゆきます。
良く見ますと表面に3Dプリントの等高線が見えますよね・・・AIとか使ったらこの部分を少しルーズにプリントする事が出来るんだろうか?
まあそっちの部分は余り得意分野ではないので・・・(笑)
シートバックの部分は後の面も削らないとね・・・
サポートが付いている部分は余分に盛り上がっていますからちょっと大変かな。
この部分はリューターを使わず(削り過ぎになってしまう事が有りますからね)手で削ってゆきます。
こんな時には木片にサンドペーパーを付けた物が役に立ちますね。
ペーパーだけですと削らなくて良い部分まで削ってしまう事が有りますからね。
何事も過ぎたるは及ばざるがごとし・・・ですかね。
やり過ぎますとまたパテを盛らなければなりませんからね。
シートバックと座面の部分の整形が終わりましたので仮組してみましたが・・・
どうも座面の雰囲気が違います。
3Dのデータでは膝の後の当たる部分の幅が後から前まで同じなのですが・・・お客様の車の写真を見ますと膝の後の部分のクッションは両サイドに広がっているのです。
つまり太腿のサポートとの間に隙間は無いのですよね・・・
と言う事でパテを盛ってみました。
ついでにクッションの縫い目の部分は隙間が広過ぎましたのでここにもパテを盛って整形し直します。
せっかくの3Dプリント品ですがパテで汚くなってしまいそうで少々不安です。
パテの密着も心配なんですよね・・・この素材がパテに対してどうなのかまだよくわかっていないからなんですね。
シートバックの方も中央のクッションの縫い目の部分の幅が広過ぎますね。
これ以上掘り込めば周囲を削って縫い目を細く出来ますが今度は凹凸がきつくなってしまうので雰囲気が変わって来ます。
ここもパテ埋めが必要かな・・・。
ついでに他の凹んだ部分にもパテを付けておきます。
ヘッドレストの右側にちょっとだけパテが付いているのは正体不明の凹みが有ったからなのです。
他の2つのシート(全部で3個作ってもらっています)には無かったのでデータにバグが有ったのかも・・・!?
まあこれ位はパテで何とでもなりますから大丈夫です。
パテを削っています
せっかく作ってもらったので極力元のシートの形状を生かす様にします。
必要な部分は付け足して自然な形状になる様に修正ですね。
サフを一度入れて形状を確認します。
サフも密着がよくわからないのでウレタンを使います。
下地の密着はそれくらい大事だと思うのですよね。
サフを塗ったらアラが目立って来ますからまた修正ですね。
今日はこの辺りまでかな〜
明日も続いてS15シルビアかな。