本日の山陰は朝から大変穏やかな天気でした。
気温は低めながら日が当たりますと結構暖かいのです、今夜からはまた雨らしいですが・・・。
そして来週はまた雪のマークが続いていますが・・・どんな天気になるやら、と言った感じですね。
下の写真は本日夕方の中庭です
右の上の方に見えるのは月です遠くの空の下の部分は少し赤いですが、これは夕焼けが反射しているのではないかと思います。
綺麗な空でしょ!?
今日はS15シルビアが嫁いでゆきました。
そう、T中さんが奥様と二人でランチを兼ねて納車引き取りにいらっしゃいました。
しかし、綺麗で理解の有る奥様ですね〜。
宅配便でキットが届くとそそくさと家内が出て来るまでに引き取ってアトリエの中に入れてしまう私とは全く違います(笑)
それにしても随分長い間お待たせしていた様に感じますが、シルビアに限らずですが、いい加減な(自分が納得出来ないものと言う意味でね)作品をお渡しする訳にはゆきませんからね。
その時点での最大限の作品をお届けします、お待たせしているお客様よろしくお願い致します。
ここからの予定はゴールデンアロー、スカイライン1800、フェラーリF-1が2台と続きます・・・が年初から遅れが出ています・・・(滝汗!)
では今日の仕事から・・・
まずは1/18の35GT-Rの続きです。
1/18の35GT-Rと言いますと大きさが結構大きいのです。
まあ手で持っての作業は出来ない事は無いのですが汚れたり壊れたりしないとは限りませんので仮組台に固定します。
特に窓とか汚れますと後々困りますからね〜。
と書けば簡単そうに見えますが・・・ビスの位置はモデルカーによって変わって来ますのでその都度採寸して穴を開け直します。
おかげで仮組み台は穴だらけです(笑)
分解した35GT-Rのシャーシですが瞬間接着剤の白化でシャーシが白くなっていまして見た目も良く無いしボディ側にも瞬間接着剤の塊が付いていますのでこれを掃除しないと取付けた時にシャーシが下側に出っ張ってしまいます。
と言う事でペーパーをかけて塊を削ります。
ついでに不揃いだった断面の接着剤も削っておきましょう。
断面を削って整えますと・・・当然ですが下側の見える面もいくばくか塗料が剥げてしまいます
剥げたら塗らないとね〜。
サフを塗ってフラットブラックで塗り直しておきました、これでスッキリですね。
さて今度はボディの方です・・・
実はボンネットをカーボン仕様に替えて欲しいと言うご依頼も有ったのです。
デカールを貼る前にやらなければならない事が有ります。
後でカーボンデカールを貼る場合は筋彫りにスミ入れが必要なんですよね。
溝の断面と言うか奥行きの部分にどうしてもボディカラーが見えてしまうからなのです。
カーボンボンネットを使う場合ボンネット側の厚み部分はカーボンなのですがここにはさすがに奇麗にデカールを貼れないのです。
なので事前にスミ入れをして黒くしておきますと目立たなくなります・・・
下の写真はスミ入れ後の写真です・・・一見変化が無い様に見えます。
ボンネットの型紙を作ります。
いつもの様にデカールをカットする為の型紙ですね・・・幅広のマスキングテープを使っています
カーボンデカールはなるべく似た様な物を使います。
今回は屋根もカーボンなので余り雰囲気が違う物は使えないのです。
ボンネットにカーボンデカールを貼りました。
結構大きなデカールになりますので貼るのが結構難しいですね。
何度もやり直しをして貼ってみましたが・・・どうでしょう?
ボンネットにカーボンデカールを貼りますとこの35GT-Rは今日はもう触れないんですよね。
次はクリアーコートなのですがデカールの下の水分が抜けるまでは塗る事が出来ません、まだ組立て前のボディだけの状態なら乾燥機に入れて半日程で塗る事は可能ですがもう窓とか付いている完成品では窓の変形が怖いので乾燥機には入れられません・・・と言うか入れない方が良いですね。
ここで失敗しちゃったら元も子もないですから。
こんな時は次の仕事に向けて準備をします。
修理をお待ち頂いている複数のお客様にメールを差し上げまして修理に入る事や大体の金額をお知らせしておきました。
すぐにご返事を頂いたのですが・・・
お一人の方はなんとコロナが陽性になって隔離中と言う事でした、びっくりしてすぐに返信し「お大事に」とお伝えしておきました。
最近のコロナはどこで感染したのかよくわからない事が多いですからね・・・私も飲食店の手伝いをしていますから人事じゃ有りません。
でも当店はそんなに繁盛店では有りませんから・・・(笑)心配は少ないかもしれませんが・・・
でもお客様に迷惑がかかると困りますので気をつけなきゃね〜と心に誓うのでした。
オミクロン株は感染率が高いらしいので誰がいつ感染してもおかしくない状況です、誰も好き好んで感染する訳ではありませんから・・・
1日も早い回復を願うしかありません。