Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

後部フレームの作り直しをしました

2022-01-30 20:37:56 | Golden Arrow 1929

本日の山陰は朝の内は曇りでしたが午前10時位からは雨が降って来ました。
気温はそれほど下がっていないので雪ではなく雨でした・・・こんな中・・・自宅にスマホを忘れて来てしまいまして。
家内には呆れられるし仕事上スマホが無いと写真が撮れないので・・・時間が無駄になりますが往復30分程かけて取りに帰って来ました。ついでに自宅のストーブ用の灯油が無くなったのでポリタンクを積んで来ていましたのでスマホを取りに帰るついでに灯油も買って自宅に持ち帰っておきましたので全部無駄な仕事だった訳では有りません。

で・・・厨房係までの時間は再びガレージの片付けです。
今日は少しストーブ用の薪を片付けました。
片付け・・・まだまだ有るんですよね〜(笑)

さて、昨日のデカールを剥がす記事で、早速反応がありました。
東京のお客様ですがBBRの1/43ミニカーのラインを剥がすことは出来ますか?とお問い合わせをいただきました。
反応があるって楽しいですよね(笑)
もちろん出来ますよってお答えをしておきました。
ミニカーの発送・・・楽しみにしております。

さて午後からは本業です。
今日は予定通りゴールデンアローですね。
リアの燃料タンクの部分ですがフレームの配置を少し変えましてタンクをフレームの下に抜き出せる様に致しましたそして前側にも少し伸ばしましてシートサイドの2本のプロペラシャフトのカバーの下側に入り込んでゆく様にしてみました。
如何にも前の方につながっている様に見せるか・・・と言う事になります。
左右にも少し伸ばして自然な感じに見える様にしておきましょう。

重量配分の問題でフレームの前側が持ち上がってしまいましてアルミのカバーを押し上げてしまっていますが・・・、フレームが水平になりますとアルミのカバーには干渉しなくなりますので大丈夫でしょう。

フレームだけを取付けますとこんな感じになります
このコクピットの周囲のカバーを脱着式にする場合にはやはりフレームの再現は必須でしょうね。
透し図の様にフレームレスになっていますとタンクとか色々な部品を支えられませんし不自然に見えて来ますよね。

アルミのカバーも微調整しましてフレームも収まった・・・
シートは付いていませんがこの部分だけ見ても自然に収まっている様に感じますね。
多分ですが・・・シートとガソリンタンクの有る部分の間には隔壁が必要なんじゃないかと思いますが・・・何所にもその証拠写真が無いのです。
案外、シートのすぐ後の部分と一体になっていたのかもしれませんね。

燃料タンクの問題も解決した(させた!?・・・笑)のでタンクの加工を進めます。
タンクには必ず給油口が有るのです・・・
ベースになったウェスタンモデルのモデルには給油口がどこにも無いのですよね。
実車の写真を見ますとドライバーの後の高い場所に穴が有りましてその奥に蓋が見えます。
・・・しかしレコードカーなのにこの給油口の付く部分には空力的に考えるとボディと一体になる様な蓋位は有っても良さそうなのにただ穴が空いているだけなんですね〜。
これだけ空力を意識したボディデザインなのにね。

タンクの前側の部分に給油口を取付ける為の穴を開けておきましょう。

ついでにタンクの後側のフレームにU字型の部品が取付けられていますが・・・これわかりますか?
このゴールデンアローですがボディを支えるフレームの一部に木骨が使われているのです。
こんな(当時の)最先端の車のボディに『木』ですよ(笑)
せっかくなのでこの木も取付けておこうと思いましてねステーを付けておいたと言う訳

U字型のステーと燃料タンクに開けた給油口の穴・・・この角度からだと良く見えますかね・・・ちょっとピンボケですが。

この後ボディの中身を一旦全部外しましてボディの外側にパテを盛っています。
微妙なボディの歪みをこれで修正致します。
パテに硬化剤を混ぜてから盛り付けまでに時間がかかってしまいましてちょっと固まり加減になってしまいました。

パテが完全に硬化するまでにナイフでカットラインを入れて外せるカウルは全部外します。
何故かと言いますと取れなくなっちゃうんです。
カウルを外したまま硬化させて合わせの部分を削ってボディに乗せて削ります。

パテを盛ったら硬化するまで触れませんのでここで本日の制作終了ですね。
明日はスカイライン1800のご紹介を致します。