Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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センターラインを除去しました

2022-01-29 21:17:40 | Ferrari 488 Pista Piloti

本日の山陰は曇時々晴れの天気でした。
アトリエのある場所ではほんの少し雨がパラつきまして・・・あ〜また雨かよ〜!!と思ったのですが幸いな事に道路が濡れる程では無くて果たして雨と言える様な物だったのかどうかね〜。

出勤してすぐに行なったのはタマネギの肥料ですね。
普通は1月20日頃に行なうのですが、作業が少し遅れていますね。
そして今日も少しだけガレージの片付けです。
昨日の事ですが同級生のK下君が現地確認に来てくれました。
いよいよガレージ母屋の床上げが始まりそうですね。
浸水を気にせずにガレージライフを満喫出来たら良いのですが・・・(笑)

お昼は相変わらず厨房係です・・・
そんなに忙しくはないのですが、それでも家内一人では無理なんでね、黙って手伝います。

午後からは本業ですね。
今日は早くもS木さんの仕事の締め切り日でして・・・少々慌てながらも進めます。
完成はまだですが先にS木さんに「午後なら部品の塗装を完了と連絡しておきました」まあ引き取りに来られるS木さんにも色々スケジュールは有りますから・・・予定を先に伝えてスケジュールに入れてもらっておいてから、期待に答えられる様に仕事をしておきます。

で本当は ゴールデンアローに戻る所なのですが488の方をもう少し進めておかないと見積もりが出来ないのです。
と言う事で・・・もうちょっと488にお付き合い下さい、実はここからが大事な所なのです・・・何故かって?
『ご覧になればわかります』(笑)

488は昨日途中まで分解致しました。
ウインドウや内装まで分解したのはこの後の事が有るからなのです・・・
このモデルでは屋根の上には中央にラインが入っています、BBRのモデルではボディカラーの上にデカールのラインを貼ってそのままである事が多いのです。
一方お客様のお車は488ピスタピロティもボディのベースカラーはレッドでしてセンターには専用のラインが入っているのです。
ベースカラーが同じなら今のボディカラーをそのまま生かす方法は無いのか!?
それならお客様の方もご負担が少なくて済みますし私も余分な作業をしなくても済む、しかもボディのレジンの傷みも少なくて済む訳でして・・・メリットは有ってもデメリットは無いのです。
BBRの場合ボディカラーの上にデカールを貼ってクリアーコートは無いと書きました。
そこでデカールをクレオスのシンナーで拭き取ってみました。
ウレタンクリアーの場合クレオスのシンナーが付いても長時間浸からなければシワシワになって剥離してしまう事は有りません・・・下の写真の様にデカールが溶けて除去する事が出来ました。

お客様の仕様ではこのリアウイングの下の部分もラインが入っていますのでこのスポイラー部分も取り外しが必要ですね。
考えながらなので・・・なかなか進みません(笑)

リアスポイラーの部分も」この様に外しました
なるほど〜!!
なかなか複雑な造形ですね。

ボンネットからルーフそしてリアスポイラーの部分まで全てのラインデカールを除去しました。
これが出来れば見積もりが出来ますね。
これが出来るか出来ないかで制作料が25%位変わって来ますからね・・・
だって剥がして下地を整えて塗り直す事が必要に無って来ますからそれ位は変わってくると思うのです。
お客様からやってない作業の分を余分に頂く訳にもゆきませんからね・・・・。
もしも、自分が塗り替えたほうが絶対に良い作品が出来るとしたら全て剥がしてやり直しますが・・・微妙な判断なのです。

次はS木さんのお仕事です。
今週土曜日には仕上げますよって言っておいたので・・・
エキゾーストの塗り替え以外にもナンバープレートもご依頼をいただいておりますのでデータを作ってデカールを印刷します。

デカールを貼ってラッカークリアーをパラ吹きして定着させてからウレタンクリアーでコーティングですね。

乾燥機で午前中のうちに硬化させました。

肝心のエキゾーストの方もメッキ調塗料を塗ってからウレタンクリアーでコーティング。
そして焼け色を塗って・・・溶接部分を剥がして完成ですね。

午後からはS木さんが引き取りに来られましたので本日のミッション完了ですね。