Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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修理・・・もう少し!!

2022-01-21 20:08:27 | ミニカー修理

本日の山陰は午前中は曇り
お昼頃に雪か雨の様な物がほんの少し降ったくらいです。
気温は低めで寒かったですね。

京都のお客様が写真を送って下さいました・・・が大雪ですね。
確かに朝自宅を出る時にTVのニュースで京都に大雪警報が出たとか言っていた様な気がします。
確かに京都は寒い所なのですがこんなに降っているとは・・・驚きました。
京都は大学生の時に住んでいましたが北大路通りよりも北側は結構雪が降った記憶が有ります。
私の学生時代の下宿が上賀茂に有りまして、北大路通りよりも北側なのでよく降ったんですよね〜
しかも、最初は原付バイクしかなかったので・・・雪が降ると出掛けられなかった・・・(笑)
大学も山の上まで長い階段を上がらなければなりませんでした(今はエスカレーターが付いているはずです)・・・思い出しただけで寒くなっちゃいますね。
そう言えば下宿は灯油ストーブ禁止だったのでコタツしか暖房器具が無かったですね。
エアコンなんてとんでもないです・・・そんな物を付けたら電気のテンパールが落ちてしまいます(笑)
そんな学生時代だったかな〜
思い出しちゃいましたね〜。

余韻にひたる暇は無く厨房係です。
今日は短時間で集中的に忙しかったです、コロナなので皆さん長居はされず・・・回転率は誠に良いですね(笑)
まあご来店頂くだけで結構な事です。

そうそう、今日は午前中に打ち合わせに行って来ましたと言っても模型の仕事では有りません。
砕石!?なんです・・・

ガレージの床を上げた事は書きましたがガレージの入り口に40cmの段が付いていますので車が入れませんので屋外の駐車場に砕石を積んで斜めのスロープを作ろうと思います。
この後母屋のガレージも床のかさ上げを予定しておりますのでこの作業は迅速に行なわなければなりません。
と言う事でなるべく近くの砕石屋さんを調べ直接売って頂けるか電話にて確認し打ち合わせに行って来ました。
砕石屋さんの中には直接売って頂けない場合も有ります(工務店で経験済)なので・・・実際に伺って搬入場所や砕石の種類などを打ち合わせして来ました。
搬入は後日ですが砕石の大きさを確認しお願いして来ました。
搬入前に電話を頂けると言う事ですのでひと安心ですね。
後で均すのは私の仕事なのでこれまた大変なんです・・・でも結果として安く上がるはずなのでね。
自営業は自分の体と頭を使って儲けます(笑)

アベンタドールロードスターですがウインドウの仮留めを外しましてワイパーを元に戻しました。
車体はこれにて完成ですね。

続いてプレートのデカールを作ります。
プレートを作って欲しいと言う事なのでメーカーさんの物を参考にデータを作って印刷しました。
いつもと違うのはこのプレートの仕上げです。
今までグロス仕上げだったのですが、ミニカーのボディと同じ仕上げではミニカーとのメリハリがつき難い・・・
良く見ますとメーカーさんのプレートはフラットかセミグロス仕上げなんですね。
一工程余分にかかってしまいますが今回はフラット仕上げとしてみました。
これでミニカーが余計に映えると思うのですが・・・。

昨日、修理をしておりましたレベントンもプレートを移設。
こちらはプレートを移設と言う事でご依頼を頂いていますので少し楽が出来ました。

そしてグリーンメタリックのアベンタドールです、ウインドウを取付けました。
昨日ウインドウの周囲の補修までやってありましたのでここからは組立てですね。
もちろん何の問題も無くスムースに収まりますね。

数時間おきまして・・・
仮留めを外し・・・
ワイパーを取付けました。

この作業はまあそんなに難しくはないのです。
息を止めて・・・は必要ですけど(笑)

少し前からRosso製の外箱に加工をしています。
と言うのも、どうも出し入れがやり難いのです。
今回お送り頂いたアベンタドールもフェルトが入れられていない・・・ので多分きつくて入れられなかったのだろうと判断。
ただフェルト無しで出し入れしますとクリアーのアクリルカバーに傷が付いてしまうので箱の下側を一面だけカットして開く様にしておきました。
これでフェルトを入れても出し入れは楽になるはずです。
(お客様へ・・・出される時にはお気をつけ下さいね)

続いてLBのNSXです
これもウインドウか?
いや違うのです・・・ちょっと面倒だったので一番最後になっちゃいました。

どうも足回りが狂っているらしく・・・フロントの左右でキャンバーが違うのです。
で確認しますと・・・
キャンバーよりももっと重要な事が・・・
何と左右で車高が違うのです。
LBと言いますとベタベタの車高ですので狂い様が無いのですが組立て時の問題なのかその後の問題なのか定かでは有りませんが・・・
向かって右側が少し高いのです・・・
良く目を凝らしてご覧下さいね。
写真が暗くて見え難いのですが・・・

キャンバーの修正だけでは済まない感じだったのでお客様に連絡を取りまして足回りの分解の許可を頂きます。
で・・・少し時間がかかってしまったのです(決して避けていた訳では有りませんよ)

フロントには2本のネジが有りますが後側にはネジが見えません・・・・
こんな場合は後ろのディフューザーの部品を外すとその下から出て来ます。

裏板を外しましてフロントの車軸を確認しますと・・・斜めなのがわかりますでしょうか?
シルバーの部品が車軸になります。
向かって右側が少し下がっていますね。
反対に左側が上がっています・・・多分下がっている右側が正規の高さの様です
ドライヤーを使いグルーを溶かして車軸を一旦外します。
で異物がかんでいるときちんと所定の高さに収まりませんので異物を確認しましたが・・・何も有りませんでした。
ただ単に組立て時のズレなのか温度によるグルーの変形なのかよくわかりませんが・・・一応水平に車軸を納めておきました。
キャンバーは多少調整をしましたら納まりはそう問題無い感じになりましたのでこれで組立てですね。
グルーが冷めないうちに作業をしなければなりませんので写真は無しです(笑)
決してズルをしている訳では有りません。

ディフューザーを取付けます。
接着剤が硬化するまではマスキングテープで仮止めですね。

ベースに戻しまして・・・確認作業ですね。

写真が見難いかもしれませんが・・・
左右の車高は同じになってキャンバーも左右対象になったのですが写真ではわかり難いので実物をご覧になられないとわからないかもしれませんね。
(この写真では反対側のタイヤが写ってないですから)



左右が狂ってしまった原因ですが・・・確定的な事は言えませんが例えばボディを止めるネジが斜めに入っていた場合には(タッピングビスなので)長い間に負荷がかかったままになって夏場の気温が上がった時にグルーが柔らかくなって左右の車高が変わってしまう事も有るかもしれませんね。
組立て時には恐らく治具に従って組立てているのでそんなに狂いが出る事は考えられないのですけどね。
ゴミがかんでいた訳でもなかったですし・・・。

まあ修理品をご覧になって判断をお願いしようかと思っています。

修理もあと少しになって来ました・・・。もう少し頑張らなきゃ!!