本日の山陰は曇り時々雨や雪の天気でした
出勤時にはそんなに寒いとは思いませんでしたが・・・
工事現場を見ながら畑で少し草取りをしていたら結構冷えて来ましたね。
ジャンバーがないと外に居られなくなってしまいました・・・。
その工事現場ですが・・・
大雨の度に水没するガレージの床をかさ上げする工事を行なっております・・・
まずは母屋の横の小屋から始めています。
こちらのガレージは30cmくらい水没しますので今回は40cmかさ上げですね・・・
周囲にブロックを積んで砂利を30cm程入れて本日コンクリートを10cmほど打ちました。
と言ってもこれは私の作業では無く知人の職人さんにお願いしてやっていただいています
安くしようかと思えば自分でも時間をかければ出来るのですが・・・そんなに悠長な事も言ってられないのです。
でも40cm上げると言う事はこんなに上がるのです・・・何とブロック2枚分です。
オマケに梁やシャッターが低くなります
このままでは軽トラックのルーフが当たって入れませんよね。
後でこれも知人の大工さんに直してもらいます・・・。
しかもこの40cmの段をどうやって登って入ってゆくのか・・・それが問題なのです。
最終的には前側の駐車場も同じ位上げないといけませんが一度には出来ないので・・・
まずはこちらの倉庫を上げておいてから母屋の荷物をこちらに移しまして母屋の床を上げて再度母屋に荷物を引っ越して・・・最後に前側の駐車場を上げると言う大工事になってしまいます。
外は時間がかかっても良いので自分でやりますが、さすがに中は職人さんの手を煩わす事になりました。
さて現場監督はいい加減にしておきまして厨房係を終えたらすぐに本業を始めます。
千葉県のお客様からのご依頼です
ポルシェ911RSRだったかな??
窓が4面とも浮いている様です、メモを入れて頂いていますのでわかりやすいです。
既に4面のウインドウを撤去してタッチアップまで進めています。
窓の場合修理のタイミングが難しいんですよね〜
今回の場合もリアは丁度良い感じでしたがサイドはもう少ししてからでも大丈夫だったかもしれませんが・・・ウインドウの部品自体が歪んでしまいますとウインドウを作らなければなりませんから高くつきますし・・・酷い場合はウインドウのエッチングも曲がっている事が有りますからね。
まあ送料の具合も有りますからお客様から考えますと一緒に修理をしておきたいと思われても不思議じゃないですね。
4面のウインドウを接着し仮留め中です。
ワイパーはまだ付けてないので接着の具合を確認してからの作業になります。
続いてカウンタックLP400です
ウインドウの上側の中央部分が膨らんで外れています
このモデルは再生産の物じゃないかな〜
再生産から時間が経過していますから有る程度は仕方ないかもしれませんね・・・。
ウインドウの問題の部分はこちらです・・・見え難いので方向を変えて拡大しています。
こちらもワイパーを外してウインドウを外して・・・
クリーニングとタッチアップです。
ウインドウの上部の着色部分は気をつけないと剥がれたらウインドウの作り直しになります・・・クリアーの塗料なのでタッチアップは不可能ですね。
黒い枠の部分なら大丈夫なんですけどね〜気をつけましょう。
そして接着です。
カウンタックは平面だからまだ気持ちよく貼れますね。
ボディの収縮は少なめみたいなので初期の物と比べると修理が楽ですかね。
初期のはウインドウが凹みに嵌らない位ボディが収縮している物が有ります(滝汗!)
仮止めのマスキングテープを剥がしまして様子を見て・・・
なかなかスッキリしていますね、これなら大丈夫そうですね。
最後にワイパーです
取り付け角度がちょっと難しいですが・・・
PCで同モデルの画像を探して角度とかを確認して取り付けました。
次はLP400Sです
一見綺麗なんですが・・・
フロントウインドウが歪んでいるのがおわかりでしょうか?
この様な状態を放置しておきますとウインドウの樹脂が変形してしまって外しても元に戻らなくなったりします
修理を必要としているタイミングですね。
この様に歪んだ場合ですが接着が強くてウインドウを外しますと周囲の印刷の黒い部分が剥がれてしまっている場合が多いですね
このまま接着すると接着部分がスッキリとしないので黒い印刷の部分をタッチアップしておきましょう
真っ直ぐの部分はマスキングテープを貼って修復しますからはみ出しの心配はあまり無いかもしれませんね。
注意が必要なのは窓の上側のブルーの部分です
クリアーの塗装?なのでタッチアップしても綺麗になりませんから傷をつけないことが肝要ですね。
タッチアップをしますと表から見た時には全く遜色がありませんね。
これなら大丈夫でしょう。
ウインドウを取り付けたらワイパーを元通りに接着しまして修理完了ですね。
スッキリと治りました。
続いてポルシェ911ターボです
今回は珍しくリアウインドウですね
すでにウインドウを外してタッチアップして居ます
ウインドウを接着してからワイパーを元通りにしたら完成です
ポルシェの場合はリアウインドウの上側のルーフに近い部分にコクピット内のエア抜きがありましてそれが見えているのが普通なのですがウインドウが外れますと見えなくなってしまうのです・・・
やっと元に戻りましたね。
続いてイグニッションモデルのDR30スカイラインですね
このモデルは・・・実は大変困りました
プラスチックの透明なカバーが外れなかったのです。
どうやらレザーベースが溶けて居まして・・・透明なカバーとレザーが当たっている部分で少し黒が濃い部分が怪しい部分ですね。
反対側にもありまして・・・
周囲が溶着している感じですね。
仕方がないのでお客様に連絡をとりまして最悪の場合ケースが壊れます壊れた場合は当方のケースに入れ替えることになるかもしれませんと・・・ご了解をいただきまして力ずくで外しました。
バキ!!と結構な音がして剥がれました。
恐る恐る見てみましたがレザー台座が壊れる様なことはありませんでしたので一安心しました。
このモデルはリアウインドウの下側が浮いて居ました
これくらい浮いていてもウインドウは一度脱着が必要なんですね。
少しだからといって脱着せずに接着剤を差し込む様にして修理をしますと比較的短期間でまた剥がれます。
経験済みなんですよね。
修理はきちんとやるに限ります(笑)
一旦ウインドウを外します
そして接着して仮止め・・・
これはどのモデルでも変わりません
2時間ほど置いて仮止めを剥がします
この通りスッキリ治りました
リアワイパーを元に戻します
これならOKかな!?
今日もこれでタイムアップです
明日も修理になりそうですね・・・
でもゴールデンアローを確認のために出してみようかと思っています、と言うのも修理もやっと終盤戦になりまして次の製作の準備も進めておかないといけないのです。
明日もがんばりましょう・・・(笑)