Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

タンク/サイドカバーの修正

2017-06-21 17:51:27 | Kawasaki Zephyr750
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本日の山陰は昨夜からの雨が降ったり止んだりの天気でしたね〜。
お陰で本日の畑の潅水は不要になってちょっと得した気分ですが・・・家内と広島県の世羅までバラを見に行こうと思っていたのですがそっちは中止になってしまいました。
出来れば天気の良いときの方が良いですからね・・・今回はFerrariでは無くて足車のアルトでね。
Ferrariは疲れますから・・・前回かなり疲れたので・・・。
気を使うからでしょうかね・・・体が弱っているのかな??

さて仕事の方はアトリエの中の片付けをちょっと行ないまして・・・不要な物はヤフオクに出す事にしておきました。
制作の方は本日はバイクの方を進めておきます
フレームは左右とも変更を完了しましたが後側の斜めの補強は左右とも真鍮線を使いました。
何が何でも真鍮とか・・・金属線じゃなければダメとかではないのですが丁度良い太さの物がなかったのです。
ここの太さは1.5mm程なんでね・・・プラスチックではあまり手に入らないサイズなんです。
特に田舎ではね・・・(笑)

サイドカバーとガソリンタンクの後部下側の形状を変えておきました
ここは400と750とでは大きく形状が変わる部分なのです
元々の素材がプラなのでここはプラ板を使っています。

左右ともこんな感じですね・・・
まだパテを盛らないと正確には変更した事にはならないのですが・・・気になるのはタンクの固定をする為のステーが左右で高さが違う事ですね
どうもガタガタしてサイドカバーとタンクの位置合わせがやり難いのです・・・。

仕方が無いからステーをプラ棒から作り直しました
位置が少し高くなりますがそれは計算済ですね。

タンクの余分な角の部分を荒いペーパーでザックリ落としました
750の方はタンクのニーグリップ用の凹みが無くて全体的にヌルっとした感じなんですよ。

タンクにパテを盛りました
そして乾燥器に入れて硬化促進をしますと1時間程で削る事が出来ます
この場合1回で仕上げようと思わないで何度かやるつもりで行ないますと案外うまく行きますよ。
何事も焦らない事ですね。


次はシートのステッチを消しておきます。
400の物がこうなっているのかわかりませんがステッチが入れられています、750はステッチがなく全体にツルッとした感じなので・・・
全体の形状が違ったらもう少し角を落とすかもしれませんが・・・それはサフを入れてから全体の雰囲気を見て決めましょう。

トランクスペースの組み立て

2017-06-20 21:24:57 | OM Superba 1927
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本日は休日らしく自宅で雑用を済ませてからの出勤でしたので到着はかなり遅かったですね。
ですがなかなか平日に雑務をこなせるほど時間がないのも事実ですからこんな時に雑務をこなしておかないといけません。

天気予報では大雨の予報があったりしますが山陰は曇りでした。
蒸し暑いながらも雨が降りそうでなかったので本日は潅水から始めます・・・
1時間半ほどたっぷりと潅水をしておきました。
午後からは7月〜8月にかけてギャラリーで行われる展示用のPRハガキの印刷を行なっておきました。
途中でプリンターのインクが無くなってしまいまして近くのホムセンに買いに走りましたがなんとか夕方には印刷終了ですね。
明日は宛名書きがありますが・・・終わるかな〜?

さてハガキの印刷と同時に制作も進めます
昨日マフラーを取り付けましたが、マスキングテープを貼ったままだったので取り外してマフラーの取り付け用のステーを接着しました。
写真ではよくわからないかもしれませんが・・・。

次はトランクスペースの組み立てに入ります
ガソリンタンクは昨日クリアーを塗っておきましたので何の問題もなく取り付け完了です。
工具箱は止めベルトの金具を付けておきましたので本日はヒンジを付けてからトランクスペースに接着しています。
この状態でもこんなに見えにくい状態なので・・・とのカバーがつきますと革のベルトとか見えないんじゃないかな〜!?
まあそれでも付けておいた方が気分的には楽になりますね。
ガソリンタンクの止めの金属ベルトも取り付けておきますよ。
ここは真鍮のカラーとの対比を表現するために洋白のベルトにしております。

ガソリンタンクのキャップは当初回すための取っ手のついた物にしておりましたが、実車写真の比較的はっきりとしたものが入手できたので確認できましたが普通の丸いものでしたね。
中央には何やら尖った部分があるのですが・・・ここの意味がよくわからないのです・・・実車と同じく中央部分を尖らせておきました。

ガソリンタンクのキャップを旋盤で挽いたのでついでにラジエターキャップも作っておきました
これもまた中央部分に何か突き出した棒がついていますが、これは何でしょうね〜。
可能性があるとすれば温度計かと思います。
クラシックカーの中には温度計が突き出しているものが存在しますしガラス製の温度計が割れないように丸いガードがついた物もよく見ますね。
今回はガードの無いものなんでしょうか・・・!?

次はフロントウインドウを付けなくてはなりませんが
ウインドウのフレームにバフをかけて磨きます
ここのカラーも実車のものはよくわからないのですが、一応メッキ風のものにしておきました。

フロントウインドウのステーはボディ色なのでステーの部分だけ筆塗りで塗装します。


明日はセミグロスクリアーを塗ってからボディに取り付けましょう。

マフラー取り付け

2017-06-19 21:50:52 | OM Superba 1927
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本日の山陰も大変良い天気で暑かったですね〜。
こんなに暑くなりますと梅雨はどこに行ったのだろうと・・・思いますね。
午前中は植えた作物に潅水をしただけで1時間以上かかってしまいます、がやっておけばいい事もあります。
先日植えたオクラですがマルチシートの下で小さくなっていましたが真一の潅水で大きくなってきたらしくマルチの真横から見ても
緑色の葉っぱが出てきました。
大きくなっているんですね〜!

そして昨日の続きで丹波の黒豆の苗をせっせと植えてお入りました。
隣のおじさん曰く・・・
植える穴を掘った時に水を撒いて植えておくと萎れないし活着が良いよ・・・と終えていただきました
確かに一昨日植えたものはそれをしていなかったので葉っぱが枯れた部分があります。
まあほとんどは枯れることはないと思いますが・・・。

本日の帰り際に見て見ますと葉っぱが下をむく事もなく元気でした・・・これは一昨日植えたものとは大きく違うところですね。
やっぱり本職の農家の人は凄いわ!(笑)


さて午後からは仕事です
OMの最終組み立てをしていましたが一つ部品をつければ一つ気になる部分が見えてくる・・・ような気がしてなかなか思うように組み立てが進みません。
少しづつ手を入れながら組み立てを進めていますが時間がかかりますね〜。
真鍮製のガソリンタンクをボディに載せて見ます・・・
なかなか良い感じではないかと思います。

ガソリンタンクにバフをかけましてピカピカにしてからラッカークリアーをかけておきましょう。
ここがウレタンクリアーじゃないのは塗膜が厚くなるのを防ぐためですね。
クリアーをかけるとピカピカに磨いた真鍮面が少し曇ってしまうのはラッカーでもウレタンでも同じ事なのです。
後々の変色を考えれば仕方がない選択ですね。

ガソリンタンクは乾燥待ちなので、他の部分を組み立てましょうか・・・。
マフラーを取り付けて見ました
マフラーはフランジの部分に止めボルトの表現でリベットを埋め込んでおきました
その部分は耐熱塗料の白を塗らずに組み立てております。
まだ接着剤が硬化していないのでマスキングテープを使って仮止めしておきました。

次はヘッドライトの組み立てですね
ライト本体にライトリングを接着しておきます
明日は反射板を入れてライトレンズを取り付けますと車体に取り付けができますね〜。
ライトが車体につきますと感性が一段と近くなるような気がします。

そして工具箱ですね
工具箱には革のベルトを使って蓋を止めております
革ベルトにはまだ金具をつけなければなりませんね・・・細かな部品はまだまだ追加していかなければなりませんからすぐに完成というわけには行きそうもないですね。


明日は定休日なのですが潅水だけ行ってあとは制作ですね〜!
そうそう512BB LMの見積もりもしないとね・・・
新しい制作のメールも来ていますし・・・この新しいご依頼は私もキットを持っていないものなので楽しみなんですがうまく話がまとまったら楽しみですね。

フェンダーの取り付け

2017-06-18 21:51:12 | OM Superba 1927
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今日も暑い1日でした。
関東方面は雨が降ったのかな?山陰はほぼ降っていません。
一部山沿いでは降ったところもあるかもしれませんが・・・平野部はカラカラですね。
本日は潅水だけで済むかな?と思っていたのですが・・・
昨日頂いた「黒豆の苗」のお礼に隣のおじさんのところに行きますと
「まだ残っているから全部持っていけ」・・・と
なので今日残りを植えるつもりだったのだけど、今日はもう時間がなくてできませんでした。
そしてブルーベリーの鳥よけのテグスを張っておいたところでお昼になってしまいました。
午後からは
7〜8月のギャラリーの展示案内をイラレでハガキデータを作りまして・・・
あ〜時間がない。

と言うことで制作開始です。
何やら小さなものですが、こちらはABCペダルなんです。
このペダルも実車の写真は無かったのですが、丸い踏面を持ったペダルをつけて見たくなりましてね・・・
作って見ました。
踏面は生ゴムを貼ってあるらしく茶色になっていましたね。
もちろんこのペダルもそれを再現しておきました。
完成しますと全然見えないのですが・・・

次は大物の部品の取り付けです
クラシックカーですからねフェンダーを取り付けないとダメなんですが
これがまた大変難しいのです。仮組みはしてあるのですが・・・
車全体のボリュームに比較してかなり大きな比率がありますからこの取り付けはかなり難しいのです。
でも・・・取り付けますとかなり格好よくなりますね。

ヘッドライトも仮組みをしておきます・・・まだ取り付けてはいません。

フロントグリルのメッシュも仮組みをしておかなければなりません・・・
ヘッドライトと言い、メッシュも全てフェンダーとの取り合いがありますから全て仮組みをしておかなければなりません。

シートのカラーを塗り直しました。
元色はクレオスのブラウンをベースにしたものだったのですがボディカラーとのコントラストがはっきりしないので気になったのです。
フラットブラックがいいのかもう少し明るい黄土色系が良いのか迷うところなんですがボディカラーが暗いレッドなのでシートは少し明るめにして見ました。

シートの少しウェザリングをしました
座面のお尻が当たる部分に少しブラウンとブラックを混ぜたものを・・・
角の部分には少しホワイトでハイライトを入れておきました・・・


明日も最終組み立てを進めましょう。

ステアリングシャフトの制作

2017-06-17 21:44:42 | OM Superba 1927
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今日も山陰は大変良い天気でした。
こんなときは仕事にいそしむのが私の日常なんですが・・・(笑)
今日は大変忙しかったのです。
と言うのも明日は町内会の公園の掃除当番ですが私は仕事の為に参加出来ません、代わって母が参加なのですが・・・町内会と言っても年寄りが多くまた掃除の大部分は子供が遊ばなくなった為に雑草が生えまくっていますので草取りになってしまいます。
暑い中町内会の年寄りに(いや大先輩方に・・・)草取りをさせるのもなんだかな〜と言う事で午前中は私が草刈りに出掛けてきました。
1時間半程で全ての草を刈っておきました。
まあ当町内で草刈り機を持っているのは私くらいな物なので・・・私の出番ですね。

お昼頃に自宅に戻ってシャワーをして再び出勤・・・お昼過ぎには次男が戻ってきますので迎えに行こうと思ったら長女が近くに居るから・・・と代わってくれました!(ラッキー!!)

夕方は昨日のブログにも書きましたが隣りのおじさんから声がかかった黒豆の苗を頂いて植えておきました。
今回の殺し文句は・・・
「黒豆の枝豆でビールを飲むと・・・最高だよ」っておじさんが言っていたのです。
この一言でやられてしまいました〜!
夕方汗をかきながらせっせと黒豆の苗を植えていた私がいました・・・!

間の時間でキッチリと仕事を進めておきましょう
まずは旋盤でこんな物を挽いております。
中央には0.8mmの穴が開いていまして中央付近にはわずかに太い部分が有ります・・・これはなんでしょう?


実はこれってステアリングシャフトを支えているステアリングコラムなんですね
この部分に0.8mmの洋白線を差し込んでハンダ付けします。

穴の部分に0.5mmの洋白線を差し込んでハンダ付けしてから曲げます・・・
実はOMはこの0.5mmの線でステアリングをダッシュパネルに固定しているのです。
それがまた非常に美しい形になっています。

位置関係を確認致します・・・
ダッシュパネルには元々0.5mmの穴が開けてあったのでそこに差し込んでステアリングシャフトを固定してみます如何でしょうか?
コラムの部品の中央に穴が開けてなかったのを見逃した方も有ったかもしれませんね、本日最初の写真をご覧下さい僅かにずれていますよね。
実は少しでもステアリングコラムをドライバー側に出っ張らせたく無かったので穴をずらしてあったのです。

次は洋白の板を三角形に切った物の中央に0.5mmの穴を空けます。
ステアリング関係の部品を全てバフ掛けしてピカピカにします、そして組立て・・・なかなかお洒落ですね。

車体に取り付けますとこんな感じになります
皆さん本日のタイトルは「ステアリングシャフトの制作」と書いていますが
少し不思議に思われたかもしれませんね
普通はステアリングシャフトと言いますと真鍮線か洋白線一本で良いのに何を制作と書かなければならないのか・・・
実はこんなに複雑な物なのです。
実際には実車の写真かよくわからないのですが・・・これしか資料がないので出来るだけ近づけたいですね。

次はサイドブレーキです
昨日の上から5番目の写真でダッシュボードの画像がありますがその写真に写っています
洋白線で部品を作って見ました

残念ながらこのサイドブレーキの下側の写真はないのでどこについているのかわかりませんからフロアーに穴が空いているのかそれともこの様にセンタートンネルの横についているのかどちらかと思うのです。

ボディをシャーシに被せますとサイドブレーキの位置はシフトレバーとステアリングの間になります
多分手前に引けばサイドブレーキが効くはずですよ。

そしてステアリングを取り付けました
OMの場合・・・というかクラシックカーはパワーステアリングなどという便利なものはないのでステアリングの滑り止めとして綿の紐を巻いているものが多いのですが
唯一の写真を見ますとこの車は付いていない様なのでグレーでの塗り分けはやめておきました。
最初はグレーで塗っておいて綿の紐が巻いてあり手が当たる部分を少し汚し塗装しようかと思っていたのですが・・・


明日からは畑仕事が一段落するとお思いますので潅水程度で済みそうなので制作に時間がとれそうです(笑)