男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

あなごと車えび・お雑煮の準備

2007年12月22日 | おせちシリーズ
正月が近づくと、おせち用の食材の値段がグンと上がります。
焼きあなごは1尾300円くらいに、車えびは1尾400円近くになります。

生活防衛のために・・・今回はお雑煮や茶碗蒸しに使う、「あなごと車えびの冷凍保存」
を取り上げました(安いうちに買う・・今ならまだ間に合います)。

12月に入ったら、こまめに魚売り場を探索し、安いときに良い品を確保します。

今回のあなごは、播州の地物が1尾98円、車えびは1尾120円でした。
車えびはともかく、あなごはラッキーでした。
近所のショッピングセンター内に、兵庫県漁連直営の魚屋があって、
昼網で上がったとれとれの、いろんな魚を売っています。

値段は相場ものなので、日々異なります。
経験則から、あなご1尾98円の日が、全般的に安い・・と発見しました。

前回98円の時は、立派な「まながつお」が1尾680円でした。
(高い時は1180円もします。)これは粕漬けにしました。
一昨日もあなご1尾98円で、この日は目の下一尺はあろうかと言うカワハギ1尾が880円でした。
近来にない安さなので聞いたら、おばさんが「今日は特別に安い」と言う。
1尾求め調理を頼むと「どうします?」と聞くから「煮付けに・・・」と応えました。
帰ってあけて見たら4つに切ってあり、おばさんの質問は「造りにしますか、煮物にしますか」と言う
ことだったろう・・・こんな大きいものなら半分「造り」にしてもらえばよかった・・・そう思いました。
「造り」にできるくらい活きが良い「カワハギ」は煮ても絶品でした。
昨日見たら、同じ大きさのものが1280円でした。

料理をする・・・その前提で大事なのは、新鮮なものをいかに安く買うか・・・だと思います。

先日も「aプライス」と言う店で生産者名入りの「日の菜」と「黄芯白菜」を見つけました。
(黄芯白菜は文字通り芯が真黄色で、美味しいけど値段も高い・普通の白菜は芯が白い。)
どちらもすこぶる立派なもので、値段は100円と150円で安いのにビックリでした。
高いガソリン使って、猪名川道の駅で買う「日の菜」より、よほど立派でした。
白菜も1株2キロあって、しまりも充分で、4株づつ買い求め、漬け込みました。

嵐山に行った際、西利の漬物コーナーで見た日の菜漬けは2本入りで520円でした。
それに比べると、自家製だと安いもんです。

色んなものの値段が次々に上がる・・・いやな、恐ろしい予感がする今日この頃です。
一定の収入しかない者にとって、生活防衛するには、良品を低価格で売る店を
できるだけ多く知る・・・その情報力が大切・・・そう思います。

あなごを冷凍保存する
  あなごはラップにきれいに並べて密封し二つに折って冷凍し、29日か30日に蒲焼にします。
  冷凍したものでも美味しく焼きあがります。
  あなごは、あまり大きくないものが美味しいです(これは鰻と一緒です)。
  1尾42~3gから50gくらいが手ごろと思います。
  私の大好きな宮島口の「うえの」のあなごめしのあなごも、小ぶりな地物を焼いています。

車えびを塩茹でして冷凍保存する
  車えびは活ものを買い求め、塩茹でして冷凍保存します。
  えびも大きいものより小ぶりの方が扱いやすいです(1尾20g程度、大きくても25gくらいまでが使いやすい)。
  調理するには、冷凍したえびを自然解凍させて、日本酒・みりん・砂糖・白醤油で
  味付けしたのを、お重に盛りつけます。
  また、お雑煮にトッピングすると、豪華になります。

  塩茹では3%の海水のからさにして、茹でるのは3~4分、頭の味噌に熱が通るくらいに
  茹でます。茹ですぎると折角の活ものですから、勿体ないですね。
  えびを形良くまっすぐに仕上げたい時は、串刺しにして茹でます。
  串を尾の方から頭に向けて突き刺しますが、下腹・・足のつけねに添って刺します。
  腹側から見ると、串が透けて見えるくらいに刺すと、茹で上がりもきれいにまっすぐに出来上がります。
  茹で上がったら、そのまま冷まし(空あげ・・と言う)水分が飛んで冷めてから冷凍します。

  調理するときは、解凍して味つけしたらそのまま冷まし(この間にあじを含ませる)てから
  串を抜きます(串を抜く時は、串の端を指先で1回転させて身離れさせてから抜きます)。
  串を抜いたあとも、きれいにまっすぐなえびの旨煮に仕上がります。
コメント
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