4月~5月はさくら鯛のシーズンです。
鯛と言えば・・・どのように料理してもよろしいのですが、
手軽に、そして鯛の旨みを味わうには鯛茶漬が一番と思います。
鯛茶漬といえば・・・亡き畏友「 I さん」のことを思いだします。
亡くなるまで、定期的に会って簡単な食事をして、取りとめない話を
していた仲ですが、彼は鯛茶漬が好きでした。
その鯛茶漬は今回レシピのような趣と少し違った「松江」風の茶漬でした。
鯛の身を叩いて味つけして、火を入れた「でんぶ」ようの鯛の身をご飯にのせて、
お出汁を注いで食べる・・・と言う次第のものでした。
もう4年前になりますが、私は二人の「大切」な友を喪いました。
前述の「 I さん」、そして、も一人は同期の「Aさん」でした。
身内を喪うのはそれはそれはつらいものですが、
親しい友を喪う淋しさはそれにも勝るつらいものでした。
今でも何かにつけては思い出し、時には夢にさえ現われてきます。
レシピの鯛茶漬は「Aさん」主催の山荘で作った記憶がありますが、
それを思い出しながら作りました。
できましたら6月の「麦わら鯛」の季節までにお召し上がり下さい。
そして、薄造りは「天然の本鯛」をお勧めします。
焼いた中骨の茶漬もなかなかのものです。
これは「吉兆・湯木貞一」さんの著書からのいただきものです。
鯛茶漬け二題(刺身と中骨のお茶漬)
春今ごろ、美味しい魚はなんと言っても鯛。その鯛で作るお茶漬です。
わさび醤油に漬けた鯛の薄造りを温かいご飯にのせ、
熱いお茶を注いで食べる鯛茶漬は最高のお茶漬です。
幼少のころ「山口県熊毛郡平生町」の実家では、
父親が(鯖で)つくった「鯖茶漬」をよく食べさせられました。
鯛は高いが鯖はどんなに活きが良くても鯖は鯖、安い魚でした。でも、とても美味しいお茶漬けでした。
港から50キロ南は関鯖・関鯵の漁場です。ふるさと平生漁港に揚がる鯖は今で言う関鯖だったのでしょう。
鯛の中骨を焼いて炊く鯛めしもけっこうですが、お茶漬にすると焼いた中骨の香りと味がまた格別です。
薄造りの鯛茶漬(2分)
材料
ご飯 300~400g
薄造りの鯛 12切れ
炒りごま(白) 少々
下ろしわさび 少々
濃口醤油 大さじ2
作り方
濃口醤油におろしわさび少々加えて混ぜる。
そこへ薄造りの鯛を漬けて醤油をなじませる。
炊きたてのご飯を器に盛りつける。
(茶漬なので、ご飯は器に半分くらいがよい)
ご飯の上に鯛の造りを3枚と切りごまをのせる。
熱い煎茶を注ぎ、ふたをしてしばらく置いて出来上がり。
(写真は、お薄茶碗を使ったので造り6枚乗せました。)
普通の茶碗なら2回に分けて食べるとよいでしょう。
鯛の中骨の茶漬
材料
鯛の中骨1尾分以外は上とほぼ同じ(わさびは好みで)。
作り方
中骨を7センチ角の大きさに切って、グリルでこんがりと焼く。
中骨に塩はしない・・・(一塩して焼いても良いが、そのときはお茶漬の時塩を使わない。)
こんがり焼いた中骨2枚を炊きたてのご飯にのせて、その上に切りごまを小さじ1杯のせる。
味塩を少々振って、熱いほうじ茶をたっぷり注いで出来上がり。
鯛と言えば・・・どのように料理してもよろしいのですが、
手軽に、そして鯛の旨みを味わうには鯛茶漬が一番と思います。
鯛茶漬といえば・・・亡き畏友「 I さん」のことを思いだします。
亡くなるまで、定期的に会って簡単な食事をして、取りとめない話を
していた仲ですが、彼は鯛茶漬が好きでした。
その鯛茶漬は今回レシピのような趣と少し違った「松江」風の茶漬でした。
鯛の身を叩いて味つけして、火を入れた「でんぶ」ようの鯛の身をご飯にのせて、
お出汁を注いで食べる・・・と言う次第のものでした。
もう4年前になりますが、私は二人の「大切」な友を喪いました。
前述の「 I さん」、そして、も一人は同期の「Aさん」でした。
身内を喪うのはそれはそれはつらいものですが、
親しい友を喪う淋しさはそれにも勝るつらいものでした。
今でも何かにつけては思い出し、時には夢にさえ現われてきます。
レシピの鯛茶漬は「Aさん」主催の山荘で作った記憶がありますが、
それを思い出しながら作りました。
できましたら6月の「麦わら鯛」の季節までにお召し上がり下さい。
そして、薄造りは「天然の本鯛」をお勧めします。
焼いた中骨の茶漬もなかなかのものです。
これは「吉兆・湯木貞一」さんの著書からのいただきものです。
鯛茶漬け二題(刺身と中骨のお茶漬)
春今ごろ、美味しい魚はなんと言っても鯛。その鯛で作るお茶漬です。
わさび醤油に漬けた鯛の薄造りを温かいご飯にのせ、
熱いお茶を注いで食べる鯛茶漬は最高のお茶漬です。
幼少のころ「山口県熊毛郡平生町」の実家では、
父親が(鯖で)つくった「鯖茶漬」をよく食べさせられました。
鯛は高いが鯖はどんなに活きが良くても鯖は鯖、安い魚でした。でも、とても美味しいお茶漬けでした。
港から50キロ南は関鯖・関鯵の漁場です。ふるさと平生漁港に揚がる鯖は今で言う関鯖だったのでしょう。
鯛の中骨を焼いて炊く鯛めしもけっこうですが、お茶漬にすると焼いた中骨の香りと味がまた格別です。
薄造りの鯛茶漬(2分)
材料
ご飯 300~400g
薄造りの鯛 12切れ
炒りごま(白) 少々
下ろしわさび 少々
濃口醤油 大さじ2
作り方
濃口醤油におろしわさび少々加えて混ぜる。
そこへ薄造りの鯛を漬けて醤油をなじませる。
炊きたてのご飯を器に盛りつける。
(茶漬なので、ご飯は器に半分くらいがよい)
ご飯の上に鯛の造りを3枚と切りごまをのせる。
熱い煎茶を注ぎ、ふたをしてしばらく置いて出来上がり。
(写真は、お薄茶碗を使ったので造り6枚乗せました。)
普通の茶碗なら2回に分けて食べるとよいでしょう。
鯛の中骨の茶漬
材料
鯛の中骨1尾分以外は上とほぼ同じ(わさびは好みで)。
作り方
中骨を7センチ角の大きさに切って、グリルでこんがりと焼く。
中骨に塩はしない・・・(一塩して焼いても良いが、そのときはお茶漬の時塩を使わない。)
こんがり焼いた中骨2枚を炊きたてのご飯にのせて、その上に切りごまを小さじ1杯のせる。
味塩を少々振って、熱いほうじ茶をたっぷり注いで出来上がり。