男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

根菜のお煮しめ

2009年11月16日 | おせちシリーズ
レシピのお煮しめは、前回お送りした「むぎとろ」のおかずにつくりました。
「むぎとろ」のように禅味のある主食のおかずを作るのはむつかしいもの。
ここは、定石通りに野菜のお煮しめにします。

材料は、だいこん、にんじん、れんこん、ごぼうの根菜を主体にしました。
精進にしようと思いますが、とろろ汁に「かつおだし」を使ったので精進に
なりません。そこでとり肉を「煮しめ」の味のベースにします。
煮しめは、だいこんとだいこん以外を別々に煮て炊き合わせにします。

だいこんは、8月下旬に蒔いた「現助だいこん」をつかいました。
「源助だいこん」は、金沢市の篤農家が育てた煮物に最適のだいこんと
言われ、加賀野菜の代表的な存在です。
肉質がやわらかく、肌がきれいでだいこんらしい歯ざわりで、煮くずれが
しにくいので、おでんに良く使われます。

8月の終りに「現助」とたくあん用の「秋まさり」のタネを蒔きました。
両方とも順調に育ち収穫の時期をむかえました。
このお煮しめをつくるのに、ためしに1本抜いたのがこのだいこんです。
太いわりに寸のつまったずんぐりとした形で青首です。

お店の野菜売り場で見つけたら、迷わず買い求め煮物にお試しください。
厚い目に筒切りして、油揚げといっしょに薄味で煮るのがコツです。
煮あがった「源助」は、まさに「The,だいこん!」期待通りの味であります。

食材ごとにいったん茹でてから、つぎたして煮しめます。だいこんだけを単品で煮て煮しめとドッキングして、
炊きあわせ風にします。はじめから一緒に煮るのとくらべ、面倒ですができばえの良いお煮しめになります。


材料
れんこん 1/3本 120g 皮むきして1cm厚さの半月切り
にんじん 小1本 120g 皮むきして7~8ミリの厚さに筒切り
ごぼう 1/2本 120g たわしで洗っって5ミリのななめ切り
だいこん 1/3本 200g 皮むきして1cm厚さの半月切り
こんにゃく 1/2丁 150g 横半分に切って7ミリの短冊に切る
豆腐 1丁 250g 横半分に切って5ミリの短冊に切る
とりもも肉 110g 一口大に切る

調味料
板昆布 10センチ
みりん 大さじ 3
日本酒 1/3カップ
オイル 大さじ 1
鰹まる 小さじ 1
昆布だし 1/2パック
創味つゆ 大さじ 2
さとう 小さじ 1/2
淡口 小さじ 1

作り方
大根を煮るのと、大根以外の煮るのを同時にスタートする
大根以外の煮しめを煮る 
豆腐ととり肉以外は、単品ごとに水から茹でる。
煮る順番、ごぼう→とり肉→こんにゃく→焼き豆腐→れんこん→人参。

下ごしらえ
焼き豆腐を作る・・短冊にした豆腐を片面ずつ中火できつね色に焼く。  
両面を油で焼くので煮くずれしません。味も良くなります。
こんにゃくを茹でる・・・短冊にしたこんにゃくを塩でもみ水洗いしてから
大根以外の具材を煮る
ごぼうを茹で、そこへとり肉を入れ酒と創味つゆとみりんを入れて煮る。
つぎに、焼き豆腐と茹でたれんこんと茹で汁を加え、落としぶたをして
中火でしばらく煮込み、最後に茹でたにんじんを加える。
あとは火を少し弱くして、 煮汁をすくい煮物のうえからかけながら煮る。
煮汁が少なくなったら火からおろして冷ます。
大根を煮る
だいこんを茹でて薄味に煮含める。
茹でた大根を、10センチの板昆布のうえにのせ中火で煮る。
30分くらい煮てから、さとう小さじ1/2を加え下味をつける。
さとうを加えることで、大根の甘味を引き出す呼び水になる。
あと淡口小さじ1を加え、さらに30分くらい弱火で煮こむ。
コメント
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