男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

淡竹(はちく)を煮る

2010年05月15日 | 野菜類
5月6日、長岡京・奥海印寺の山中に、たけのこを買いに
行きました。このころのたけのこは、生長が早いので早春の
ものと比べると、節の間が長く大柄な感じですが味と香りは
一段と増してきて、柔らかさも抜群です。早春のものよりも、
今ごろのほうを好む人もあると聞きました。5月も中ごろに
なると、今年の収穫はおしまいになります。

代わって、これからは「はちく」が出回ります。歯切れが良く
エグ味がすくないので、調理しやすいたけのこです。


食用のたけのこは、モウソウチク・ハチク・マダケ・ネマガリタケ・
カンチクの5種類があるそうです。
ラーメンのトッピングにする「メンマ」は、この5つのどれが材料
になるか調べてみました。

ネットで検索すると、いきなり「割り箸」が材料で、それも新品より
使い古したほうがおいしい・・とあります。「ほんまかいな?」と
思い読み進むと、色んな調味料を使って煮たあと1ヶ月のあいだ
冷暗所に保存しておく、とありました。8ページにわたって20枚の
写真入りのレシピの最後に「この記事はエイプリルフール企画の
ために作ったうその記事です」とのカコミ記事が出てきました。

まさか・・とは思いましたが、みごとかつがれました。好奇心ある
方は、「割り箸を使ったメンマの作り方」を検索してみて下さい。
メンマのほんとうの材料は「麻竹・・まちく」のたけのこを加工・・・
乳酸醗酵させて作るそうです。メンマのネーミングの元は麻竹の
「麻」とラーメンの「麺」をあわせて「麺麻」としたのが始まりです。


はちく・・淡竹が一般的ですが、破竹とかくこともあります。本家・孟宗竹のたけのこが「ずんぐりむっくり」なのにくらべ、
こちらは、細長いスマートなかたちをしていて、皮の色も「淡紅色」です。色・形に似て、味もエグ味が少なく淡白なので
煮物にしたり、油炒めにして玉子でとじたり、きんぴらにしてもおいしいです。関西では5月の中ごろから出はじめます。


淡竹のおかか煮
材料
はちく 1本   皮をきれいにむいて茹でる
削りかつお 1パック
さとう 大さじ1.5
みりん 大さじ1
淡口しょうゆ 小さじ 2
鰹まる 小さじ 1
水 半カップ
作り方
茹でたはちくを、根元から斜めに切る・・・厚さは8ミリ~1センチくらい。
なべに水と調味料全部・・・削り鰹は茶袋に入れるか、一緒に煮てもよい。
煮あがったら、木の芽を添えて盛りつけます。

淡竹と豚肉の煮もの
材料
はちく 1本   皮をきれいにむいて茹でる
豚肉 150g
さとう 大さじ1.5
創味つゆ 小さじ 2
日本酒 大さじ  2
水 1/4カップ
作り方
調味料全部と水をなべにいれて火にかけ、沸騰したら
豚肉をほぐしながら加える。豚肉が半煮えのころに、
はちくを入れて煮る・・はちくの切り方は、筒切りでも、
短冊でも、好みのかたちにします。
あまり時間をかけないでサッと煮る・・くらいでOKです。
長く煮ると、豚肉がコチコチに固まっておいしくありません

淡竹と人参とこんにゃくの煮もの
材料は、おなじ大きさの短冊に切ります。
淡白なものばかりなので、煮はじめに油で炒めるか、
油揚げを加えるかします。調味料は上の二つと同じです。

コメント
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