男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

いわしのお造り

2012年03月24日 | 魚介類
レシピは「甘エビのお造り」と、「いわしのお造り」です。この二つの共通点は、
(いわしは、一部包丁をつかいますが)指で造ることと、栄養素が健康面で
優良食材であること、加えておいしいことであります。
違いは値段で、甘エビ1pack17尾が400円、いわしは10尾200円でした。

甘エビは包丁の出番がありません。いわしは下こしらえとと最後の仕上げの
時包丁を使いますが、開くのは親指です。

主な養素を比較すると、つぎの通り・・生100gあたり、単位はmg・・です。
       DHA   EPA  カルシウム  カリウム   亜鉛 コレステロール  熱量
甘エビ     42   50    50   310  1.0   130  87kcal
いわし   1100  840    80   320  1.9    65 217kcal
さんま   1400 1200 90 200 0.8 66 177kcal

これ以外にも、エビ・いわし双方にタウリン・・血中のコレステロールを下げ、
糖尿病の予防効果がある・・が豊富に含まれています。エビには、強力な
抗酸化作用がある「アスタキサンチン」や「キチン」も含まれています。

甘エビの旬は12月から3月、いわしは5月から8月ころといいますが、今の
いわしも十分においしいです。いわしは頭をとって腹を割き・と面倒でしょうが
甘エビなら100%指でできる・・男の方も大丈夫できます・・お試し下さい。

この日、飛びきり活きの良いいわしがありました。キラキラ輝くような色で思わず「きれいな!」と言うと、店長が
「今日のいわしは刺身でいける・・」と言うので10尾買います。いつもは1尾10円ですが、この日は20円でした。
いわしは、活きが良くても、刺身ではレアっぽくて多くはたべられません。3尾だけ造りに、後は酢で締めました。


材 料 いわし  中 12尾
壬生菜 少々
生姜 1かけ
塩 適宜
酢 同

作り方 下こしらえ
いわしの頭を落し、腹を開いて腸を掻きだす。
腹の奥、中骨にそって、濃い血だまりがある
ので、包丁の刃先でこそげとる。
・・固めの歯ブラシを使うと便利・・
あと、きれいに水洗いして、ざるにあげる。
1尾ずつ、ペーパーで水気を拭きとる。
開き方
頭のほうを手前に尻尾を左手で固定する。
右手の親指の爪を、腹のつけ根・肛門の所に
差込み、骨に沿って尻尾まで開き(写真1)、
爪先を押しつけながら手前に引く(写真2)。
これで、片面が開きます・・あと片面も同じ
ように開き(写真3)、中骨を尾の所で切りとる。
刺身に造る
開いたいわしをまな板におき、左右の腹の黒い
部分を切りとる(写真4)・・これできれいになる。
中央の背びれも細く切り取って2枚にする。
皮に7ミリ巾の浅い切れ目をいれ二つに切る。
食べるとき
生姜をすりおろしてしぼり、同量の醤油と合わせた
生姜醤油でたべる・・好みで、生姜と醤油だけでよく
生姜と酢だけでもよい・・これは好みにします。

残った中骨は捨てずに、片栗粉をまぶして空揚げに
します。味つけはいりません・・でもおいしいです。

酢で締めるのは、いわしの酢じめか、さんまの酢じめをご参考ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする