熊本熊的日常

日常生活についての雑記

おじさんのとけい

2011年08月03日 | Weblog
「おじいさんのとけい」という歌がある。あの歌から受ける時計のイメージは大きな柱時計か置き時計で、振り子で動くものだ。去年、木工で端材を利用して置き時計を作ったのだが、そのときに調達したムーブメントがひとつ残っていた。これを使って、今年も端材で時計を作ることにした。題して「おじさんのとけい」。振り子がついているが、これはただの飾り。中途半端な大きさで、置き場所に悩みそうなもの。要するに、虚飾にまみれて居場所がない、というところが「おじさん」なのである。

今日は、端材のストックのなかから、材料になりそうなものを選び出し、墨付けまで終わらせた。次回から部材の切り出しを始める。今回は杉を使うことにした。杉の木目は板目も柾目も大好きで、好きな部材を使って好きなものを作ることができるというのが、なんとも楽しい。