熊本熊的日常

日常生活についての雑記

クビから1週間目

2011年12月09日 | Weblog
午前中、再就職支援サービスの会社に登録に行く。クビになった勤務先が、私の再就職先が見つかるまで費用を負担するのだそうで、ついては3社のなかから1社選んで登録することになっていた。人材斡旋会社にいる知り合いに、その3社から選ぶとしたらどこがいいかということを尋ねたら、ここが「反応が速い」ということだったので決めたしまった。火曜日に私物回収に勤務先へ出かけた際に人事にその再就職支援サービス会社を選ぶ旨も伝えておいたら、昨日、支援会社の担当者から電話があって、今日の午前中に会うことになったのである。

この手のサービスを利用するのは初めてなので、具体的なイメージが無かったのだが、いろいろ説明を聞いてみると、再就職活動のためのインフラを提供する場ということのようだ。この会社はあくまで活動拠点を提供するだけで、就職先の斡旋は提携している多数の斡旋会社が行うことになっている。また、支援会社は様々なセミナーも開催している。そのなかには当然、効果的な履歴書や職務経歴書の書き方というようなものもあるが、会計や語学、パソコンソフトなどについてのスキル講座といったものもある。今日の面談は最初ということもあり、勤務先をクビになって不安に陥っている人をひとまず落ち着かせるということに主眼が置かれていたような印象がある。個別具体的な就職活動についての説明よりも、雑談風の話に重きが置かれていたようだ。

この後、昼過ぎにパソコンのことで尋ねたいことがあって、予約を入れておいた銀座のアップルストアへ行く。幸い、問題は予約の時間内で解決することができた。この相談窓口はたいへん混雑していたが、始終混んでいるというわけではなく、人の増減に波のようなものがある。ただ、相談の内容は、iPhoneに関するものが多いようだ。今や世間は携帯電話といえばスマホ、という状況のようだが、そうなると却ってガラケーに執着したくなる。しかし、就職活動を始めるとなると、出先でメールをチェックしたり、いろいろファイルを開いたりというようなことも必要になる。そこで、iPadを購入した。WiFiモデルにしたのだが、それに付属している2年間無料のWiFiサービスは購入後14日経過しないと使えない。すぐに就職口の紹介とか面接というようなこともないだろうから、14日後でも差し支えは無いとは思う。ただ、気持ちとしてはすぐにも使ってみたいので、帰宅途中に住まいの近所のドコモショップに寄って、WiFiルーターについて説明してもらった。端末は無料で、月々の料金もそれほどの負担でもなさそうなので、契約してしまった。キャンペーン期間中とやらで、エイサーのミニノートPCをもらった。たぶん、使わないとは思うのだが、くれるというものは頂いておいたほうが物事が丸く収まるのだろうから、素直に頂戴した。

それでiPadだが、iCloudのおかげでメールやスケジュールソフトなどが家にあるPCとシームレスに繋がるので便利であるには違いない。楽しいアプリもたくさんある。しかし、再就職活動というようなことがなければ、果たして購入したかどうか。尤も、そういう道具類をどのように使うかということは使う側の知恵に依存するところが大なので、無駄にならないよういろいろ考えないといけない。