失職してからのほうがなんとなく気ぜわしくなったように感じられる。今日は昼前に警察に行って古物商の許可申請をする。警察の近所のヨーカドーのなかにあるファミレスで食事を済ませて、登録してあるアウトプレースメントのオフィスへ出向き、かねてから出席することになっていたセミナーを受講する。それから橙灯へ行って、先週お願いしておいた「おじさん図鑑」のサイン本を受領しながら少し一服。その後、以前参加していたタッチラグビーのチームの忘年会に顔を出す。おそらく、昔の自分ならそういう飲み会、しかも参加者の殆どが初対面というようなところに自ら積極的に出かけるというようなことはなかっただろう。いつから、というはっきりとした契機があるわけではないのだが、数年前から昔の自分なら選ばないようなことやものを敢えて選んでみるということを意識するようになった。この写真に写っているなかで、自分が知っているのは幹事役の人だけである。ほかに言葉を交わしたことのある人が3人あって、それ以外は今夜初めてお目にかかった人たちだ。それでも十分楽しい時間を過ごすことができた。こういう場を「楽しい」と感じることなど、昔の自分には考えられないことだった。面白いものだと思う。
住処に戻る途中、近所のコンビニに寄ってアマゾンで注文したプリンターのインクとジョージ・ハリスンの「Living in the material world」を受領する。「Living in the material world」はコレクターズ・エディションのほうだ。今日は第一部しか観なかったが、ほぼ期待通りの内容だった。