自己満足日記

クラキンのささやかな道楽三昧  2009年3月14日開設

マカロニ・ウェスタン

2019年02月21日 17時38分50秒 | 映画
懲りずに映画のお話です。

西部劇と言えばハリウッドでジョン・ウェインとなりますが、いやいや・・・もうひとつマカロニ・ウェスタンというのがあります。
皆さん、ご記憶にありますでしょうか。
イタリアで作られた西部劇なので日本では「マカロニ・ウェスタン」と呼ばれていますが、アメリカやイギリスでは「スパゲティ・ウェスタン」と呼ばれているそうです。
もう何十年も新作は公開されていませんが、ハリウッド西部劇には無い、汗臭さ、埃っぽさ、血生臭さ、陰湿さが魅力でした。
エンリオ・モリコ-ネの哀愁を帯びた音楽も良かったです。
やたらと脂ぎった顔のアップが多いのも特徴です。
殆どの作品がアメリカ南部とメキシコの国境辺りが舞台になってるような感じです。

先ずはジュリアーノ・ジェンマでしょう。
「荒野の1ドル銀貨」、「用心棒」シリーズが有名です。

その次は若き日のクリント・イーストウッドでしょうね。
「荒野の用心棒」(黒澤明の用心棒の西部劇版)、「夕陽のガンマン」、「続・夕陽のガンマン」の三部作です。
敵役のリー・ヴァン・クリーフが良い味を出してます。
ポンチョが流行りましたねぇ。

最後はフランコ・ネロ。
ジャンゴの名前で用心棒シリーズを引継ぎ「続・荒野の用心棒」、「真昼の用心棒」などに主演しました。
前の二人と比べると一番マカロニ・ウェスタンらしい陰湿さが出ていると思います。
棺桶を引き摺るシーンは有名です。
たばこの吸い方も独特でした。


荒野の1ドル銀貨 スペシャル・プライス [Blu-ray]
クリエーター情報なし
TCエンタテインメント
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする