万国時事周覧

世界中で起こっている様々な出来事について、政治学および統治学を研究する学者の視点から、寸評を書いています。

嘘吐き国家北朝鮮-平和を口にした時が最も危ない

2013年03月21日 15時09分35秒 | アジア
北ハッカー部隊、中国経由で韓国サイバー攻撃か(読売新聞) - goo ニュース
 しばしば平壌放送と化すNHKは、一昨日、7時のニュースで北朝鮮の映像を放映していました。信じられないことに、画面に登場した女性アナウンサーは、満面の笑みを浮かべて、空々しく平和を訴えているのです。

 これまで、北朝鮮は、全面的な対決姿勢で臨んでおり、今にも戦争を始める勢いでした。ところが、一昨日の映像では打って変ったように、平和路線に豹変しているのです。NHKの真意は判りませんが、朝鮮半島の基本的な特質が嘘の容認、しかも、嘘を武器として使うことに躊躇しないことを考えますと、この映像、国際社会を欺くために配信された可能性があります。日本国を含む普通の国家では、嘘は、相手を傷つけないためにつくものですが(ホワイトライ…)、朝鮮半島では、嘘は、自己の利益のために相手を攻撃する武器なそうです。ですから、極めて加害的で悪質であり、常に相手を騙し、窮地に陥れるために嘘が吐かれているのです。案の定、”平和の訴え”の翌日には、韓国が、北朝鮮から大規模なサイバー攻撃を受けた報じられています。韓国もまた、”嘘容認文化”を共有していますが、同朋の嘘ばかりは、見抜けなかったようです。

 このように考えますと、北朝鮮が、平和を口にした時が最も危険、ということになるのですが、騙しに長けた北朝鮮のことですから、今度は、裏の裏をかいてくるかもしれません。嘘容認文化は中国にもありますので、韓国と北朝鮮を合わせた三国は、不道徳な”嘘”と”騙し”を武器にしていることにおいて、アジア、そして、国際社会に闇と混乱をもたらしていると思うのです。

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コメント (4)
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