ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

森の中のサネカズラの赤い実

2019年12月19日 | 追分市民の森
追分市民の森に隣接した矢指市民の森は針葉樹に
覆われて滅多に人に会うことはありません。
森にはサネカズラの稚樹がいっぱい生えてました。



つる性で3mほどの高さに赤い実を見ることがあります。
今年は実が少なく心当たりの場所に上等な赤い実が
あり、野鳥が突いた跡がありました。
サネカズラは別名ビナンカズラ(美男葛)と
呼ばれます。
昔、男性の整髪料に使われたといわれます。
植物学者の多田先生は、「和菓子の鹿子(かのこ)を
思わせる球状の集合果」と表現しています。

百人一首にサネカズラが詠まれています。
名にし負はば逢坂山のさねかづら 
人に知られずくるよしもかな
現代訳をご一読ください。

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。