泰山木（タイサンボク）の魅力

近くの公園に泰山木が２本植えられていますが、この冬剪定
されて今年は花が咲きませんでした。
泰山木は高さ６，７メートルの若木ですが、まさか剪定の対象
に入るとは想定外でした。
アップした画像は昨年撮ったものです。

泰山木のような高木の花を撮るのは簡単ではありません。
それでも厚く硬い葉に囲まれて咲く純白で大きな花には
魅力があり、この季節ならではの撮影の楽しみです。

今週は風邪で体調を損ねて外に出られないまま過ぎて
しまいました。
心当たりのある泰山木を思い浮かべて梅雨の晴れ間を
待っているところです。

庭の紫陽花の輝き

庭に青の紫陽花が２０個以上咲いています。
以前白の紫陽花を植えたことがありますが、白の勢いが
強すぎて青だけを残すことにしました。

花の管理人は庭のバランスを考えて、場所をとる紫陽花は
咲き終わったあと枝を２本程度しか残しませんでした。
それでは紫陽花の雰囲気が出ないと異議を挟んだら
好きなようにしてくださいといわれました。
紫陽花復活作戦をはじめて数年たち、７，８本の枝が
さらに枝別れして紫陽花の環境が整いました。

紫陽花はモミジの木の根元にあり、日中日が当たりません。
それでも朝と夕方は紫陽花に日が差し込みます。
紫陽花は日陰に植えるのがいいといわれますが、
やはり光が当たったときの紫陽花は輝いています。

カメの中に咲くホテイアオイ

３０年以上前に横浜中華街で不要になった瓶を入手しました。
内径が４０センチもある大きな瓶です。
その中に長年メダカを飼っています。

５，６年前にホテイアオイ（布袋葵）の浮き草を入れたら、
瓶の中で繁殖し、淡青紫色の花が次々と咲きました。
あるときメダカがいないことに気づいてびっくりしました。

酸欠状態になってメダカが死んだことを知りました。
それ以来ホテイアオイを瓶の中に入れなくなりました。
梅雨時に咲くホテイアオイの美しさを忘れられず、
浅い大きな鉢にホテイアオイを浮かばせています。
メダカのことを気にせず水草の花を楽しめそうです。

紅額（ベニガク）とイワタバコ

庭にヤマアジサイの一種の紅額（ベニガク）が咲いています。
装飾花は咲きはじめは白色で、濃い紅色に変わります。
紫陽花寺などで見かける紅額は大形でいかにも園芸品種らしい
ですが、庭の紅額は高さ５０センチほどでヤマアジサイの
雰囲気をもっています。



庭の裏に岩煙草（イワタバコ）が咲いています。
せっかく咲いたからと玄関先に鉢を移動しました。
イワタバコは梅雨時に山を歩くと湿った岩壁にぴったりと
ついて紫色の花を咲かせます。
紫色の花と緑色の大きな葉が一体となって、梅雨時の花
らしい趣を出しています。

訂正：
今日６月１５日ＮＨＫ首都圏ネットの箱根のアジサイ番組で、
紅額がヤマアジサイの「くれない」として紹介されていました。
紅額を「くれない」に訂正します。

真鶴の露草（ツユクサ）

真鶴駅に近い荒井城址公園の中を歩いていたら露草が
咲いていました。
真鶴で露草を見ることが多いのは早朝歩くからで、
青い花びらにしずくがついて露草らしい趣がありました。
真鶴には白い花のトキワツユクサが群生していましたが、
カメラを向ける気になれませんでした。



お林展望公園で休憩していたら、真っ赤な花の木の中に
小鳥が数羽動いていました。
双眼鏡で見たらメジロでした。
花の名前はブラシの木と仲間から教えてもらいました。
リーダーは花を手にとってこの花にも蜜があるんだと
つぶやいていました。



三ッ石海岸に下りたら、白い花のテリハノイバラ（照葉野薔薇）
が岩石を這うように咲いていました。
咲きはじめの花は美しいですが、数日たった花は輝きを
なくしていました。
照葉（テリハ）の名前のように葉に光沢がありました。

解散直前に三ッ石の方の浅瀬にクロサギを見つけて
「クロサギが出た」と仲間に知らせました。