早くも、新年を迎える準備をする季節になりました。
6日は、来年の開運招福、商売繁盛を祈る酉の市の「一の酉」。名古屋・大須の七寺(ななつでら)の酉の市に立ち寄ってきました。
飾り熊手の店が出て、別名「熊手市」とも呼ばれる江戸期からの祭事。未明の午前零時から深夜の零時まで、24時間続きます。
立ち寄った時は、真っ昼間とあって人影はまばらでしたが「縁起ものなので、未明には一番乗りを目指す人もいて結構にぎわいました。だから一睡もしていませんが、今夜も頑張ります」と店の若い男性。
野菜などが並ぶ朝市はともかく、この熊手市や羽子板市、ホオズキ市、アサガオ市などはやっぱり夜が似合うなと、よく出掛けた単身赴任時代を振り返ったものです。
境内に設けたテント張りの店には、3万円の超特大からワンコイン(500円)のミニサイズまで、さまざまな熊手が並びます。
中にはキャラクターや猫グッズといってもいいような品も。女性店員の1人は「しかも手作りなので、全く同じなのはありません。みなさん迷いながら品選びを楽しまれています」と話していました。
僕も迷いながら、可愛い品を買って家路に。
今年の酉の市は暦の関係で三の酉まであり、二の酉は11月18日、三の酉は同30日となっています。