風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽描き水彩画「桑名市の鋳物工場での作業風景をもう1枚」

2017-11-09 06:50:56 | アート・文化

今年の夏、教室で出掛けた三重県桑名市の地場産業である鋳物工場で取材した作業風景。先に一人の従業員の動きを10号で描きましたが、今回は2人での作業でサイズは20号です。

溶鉱炉で溶かされた鋳鉄が白く光り、黄色味を帯び、オレンジに輝いて、従業員の衣服をも焦がさんばかりに包みます。
面体と呼ばれるマスクで顔を覆っていますが、大丈夫だろうかと心配になります。

 火花が飛び散る中で、黙々と作業を続ける従業員。
30度を超える気温に「暑い、暑い」とこぼしつつやってきた自分を反省しました。