風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「カラスウリ?スズメウリ?それとも・・・。散歩道で見つけた赤い実」

2017-11-18 07:21:33 | 日記・エッセイ・コラム

 

自宅近くを散歩していて、草むらの中にこんな赤い実があるのを見つけました。
「ついに見つけたぞ、カラスウリに違いない」と小躍りしてカメラのズームでとらえました。

名古屋市内と言っても、まだ自然が残るこの散歩道では、かなり前まで赤くなったカラスウリをいくつも見ました。
しかし、ここしばらくは全く見ていません。「市街地からはカラスウリが姿を消した」とか「生け花愛好家らによって、赤くなる前に採られている」などといった話の通りだな、と思っていました。

ただ、今回見つけた赤い実がカラスウリだと、言い切る自信はありません。
形がこれまで見たカラスウリの多くが楕円形ですが、これは球形に近いミニトマトのように見えます。
しかし、よく見ると蔓性の植物に生っており、枯れた葉はウリ科の植物に見えます。

ここまで書いてきてネットを開くと、新たな可能性が生まれました。
「スズメウリ」というのもあるのですね。こちらも蔓性で、葉もカラスウリそっくり。実の大きさは少し小さめ。楕円形も円形もあるようです。ただし、スズメウリの実の写真の多くは、はっきり縦の縞模様が入っています。

もっと接近して、横から見れば楕円形に見えるのかもしれません。
でも、この場所は地域の小さな自然生態園みたいなところ。草むらに分け入るなんてしてはいけない、と止めました。
来年、青い実の段階で見つけることができたら、観察してみたいと思います。