名古屋造形大学の第26回卒展と大学院の第15回修了展を、愛知県美術館で見てきました。
造形学部の美術科、マンガ、グラフィックデザイン、建築・インテリアデザインなど9つのコースで学んだ学生たちの成果。展示コーナーには美術系進学を目指す高校生らの姿も目に付きました。24日(日)まで。
生活関連グッズのアイデア、街おこしや都市づくりの提案、魅力的な商品パッケージや子どもたちに愛されるコーヒーショップ・・・。自治体の巡回バス利用が楽しくなるキャラクターのスタンプラリー、名古屋の魅力アップのためのイベントなどといったのもありました。
落語の噺(はなし)をカルタにした「落語札」や、吉原遊郭を題材にした作品の着想にはちょっとびっくり。
卒展作品とともに4年間の自分の作品集である冊子を置いて「ご自由にご覧ください」とか、「作品を入れて撮影し、ツイッターでつぶやいてください」などといった作品も。
当然ですが4年間、あるいは6年間の集大成として、絵画も立体作品も斬新な着想と独自の表現力で時間をかけて仕上げた力作、大作を楽しめました。