風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「オレガノの花=派手な花ではないけどハーブ界の優等生」

2019-07-12 06:37:12 | 日記・エッセイ・コラム

 

 庭のハーブコーナーでオレガノが咲き始めました。
ピンクや白が混じった小さな花序の塊。ミント系の匂いがします。花に派手さはありませんが、薬草としての効能は抜群だそうです。

ハーブの図鑑などによると、オレガノはシソ科ハナハッカ属で、草丈70㌢ほどの多年草。ギリシャ、ローマの時代から葉や茎を含めて頭痛や風邪の特効薬として用いられてきました。

現代になっても免疫力をはじめ抗菌、抗酸、鎮静などさまざま効能が注目され、「天然の抗生物質」と言われているとか。
高血圧や糖尿病などの予防・治療薬に用いられ、さらに新しい薬品を開発するため成分分析が進められているそうです。もちろんポプリやドライフラワー、食用にも使われ、まさにハーブ界の優等生といっていいでしょう。

オレガノはギリシャ語の「山の喜び」が語源。ギリシャでは幸せのシンボルだそうです。