風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「都市河川の野鳥をとらえた名古屋・山崎川鳥撮(とりとり)会の写真展」

2019-09-19 06:19:40 | 日記・エッセイ・コラム

 

名古屋の市街地を流れる2級河川・山崎川に集う野鳥たちの生態をカメラでとらえている「山崎川鳥撮(とりとり)会」の第9回写真展を、名古屋市博物館3階ギャラリーで見てきました。23日(月・祝)まで。

山崎川は林立するマンションや大学、大型スポーツ施設などの間を流れる比較的小さな川。しかし、寝場所や餌場を求めて飛び交う野鳥は多く、同会が見つけた野鳥はこれまでに110種。
会ではこれらの生態を記録するとともに、カメラを手に近辺の山や海、川に出かけ、写真展にはその作品も一緒に展示しています。

エサの捕獲や子育て、恋の駆け引き、一瞬のしぐさなどさまざま。
オオタカの幼鳥が枯れた木に足を置いたところポキッと折れた瞬間、電線に並ぶクロハラアジサシの幼鳥、ダイサギのカップルの乱舞など辛抱強くシャッターチャンスを待った成果が並んでいます。

会場では、テーブルに鳥の生態をとらえた写真が並び「お好きなのを一枚お持ち帰りください」とのサービスも。僕は羽を広げたキジをいただきました。

撮影地は名古屋南東部の郊外とのこと。そのエリアは雑木林や竹林、ため池などが多く、キジではないかと思う鳥も見かけることがあります。カメラを構える間もなく見失っていますが、ひょっとしたらそのキジかも、と喜んでいます。