風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「庭のハギ『江戸絞り』が盛りです」

2021-09-04 07:00:00 | 日記・エッセイ・コラム



我が家の庭でも、ハギの開花が盛りを迎えました。時おり降る雨に打たれながらも、白地に紫の絞り模様の「江戸絞り」が気品を漂わせています。

我が家の庭では4年前まで「荒地盗人萩」という、とてつもない繁殖力に加え、種房が衣服にくっ付く品種だったのを除去。秋の七草展会場で買ってきた江戸絞りと、白萩に植え替えました。

以来、衣服にくっ付く悩みは消えたものの、旺盛さは予想以上。春に新しい茎が50~60㌢ほどになったところで剪定しているのですが、切り方が甘いのか今年も2㍍以上になっています。

花を細かく見ると、旗が立っているような花びらを旗弁、左右に広がっているのを翼弁、小さな舟のような形は舟弁と呼ぶそうですが、その見事な造形には驚きです。2週間もすれば、白萩も咲きそろいます。