風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

楽書き雑記「愛知県美術館で『フィンランド・デザイン展』を見てきました」

 

名古屋・栄の愛知県美術館で開かれている「フィンランド・デザイン展」を楽しんできました。展覧会は5月28日(日)まで。

僕はデザインに造詣が深いわけではなく、フィンランドを旅したこともありません。ただ、以前、欧州旅行でフィンエアー(フィンランド航空)便を利用して、機内の居心地や乗客のマナーの良さを感じ、これは機内の壁や座席などの素敵なデザインと無関係ではないのではないか、と思ったことが今回の展覧会に足を向かわせたのです。

会場に入ると椅子、鳥の置物などの木工品、ガラスや陶器のコップや皿などのテーブルウェアが並び、天井からは大きな生地が垂れています。
フィンランドが生んだ人気キャラクターのムーミンをあしらったさまざまな本や日用雑貨、そして心地よさを感じたフィンエアーのポスターも。

展覧会から帰宅後、ネットで調べた結果、フィンエアーは快適な旅とデザインの関係を重視。この展覧会にも出品しているアパレル企業のファッションブランドとも提携していることを知りました。僕がフィンエアーの機内で感じたナゾが解けた思いです。

森と湖、そして白夜もあるフィンランドの大自然に包まれた暮らしが生み出したデザイン。
並んだ作品全体から受けたのは装飾美というより、シンプル、すっきり、優しさ、柔らかさ、落ち着きなどといった感じでしょうか。シンプルなデザインでいて機能性があり、作品同士が競合することなく調和していると思いました。

余談ですが、もうひとつ気づいたのは、ほとんどの入場者が極めて若いこと。僕が最高齢かもと思ったほどでしたが、一方で自分の感性はまだまだ若いのだとほくそ笑んだものです。



会場内で、このコーナーだけの撮影が許可されていました



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