風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

楽描き水彩画「藤の古木の幹を絵にしました」

藤の花もそろそろ満開期に。名古屋でも先日掲載した名城公園をはじめ、都市公園や地域公園などで必ずといっていいほど藤の花に出会います。
今回は優雅でボリューム感のある花房ではなく、幹の部分だけを10号の絵にしてみました。

藤棚を這う枝(つると言った方がいいでしょうか)を、数メートルから長いのは10㍍ほども伸ばすという幹には、どっしり感と生命力を感じます。あちこち見歩いた中から古木の一本を選んで描きました。

それにしても、全体に曲がりくねり、どこまでが幹で、どこからが枝なのかはっきりしないほど。木肌も滑らかに見えるところがあるかと思うとザラザラ、ゴツゴツしたり、へこんだり、黒ずんだり。棚や花の影も加わって単調ではない面白さがありました。


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