リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ロープウェイのロープを切ったのは誰だ?

2019年08月12日 | 日々の風の吹くまま
8月11日(日曜日)。☁☂☁。予報の雨は夜の間は降らなかったけど、昼ごろからしょぼしょぼ。寒いので、ウォーキングはサンフランシスコで買って来たフード付きの薄い長袖のTシャツ。ちょっと寒かったので真っ先に探して、フィッシャーマンズワーフのおみやげ屋でセールになっているのを見つけた10ドルの掘り出し物。この夏はほんとに「涼しい」という感じがするな。30度の日もあったことはあったけど、だいたいは平年並み(最高気温22度くらい)かそれ以下。最低気温が平年より高めなので作物には影響はないらしい。夏至の頃に比べると日の出は50分も遅くなってほぼ6時、日の入りは50分早くなって8時半。夏至の頃は10時になっても北西の空に薄明かりが残っていたのになあ。もう1ヵ月とちょっとで秋分の日か。

国際的なスキーのメッカであるウィスラーへ行く途中のスコーミッシュという町の近くにあるスタワマスチーフ州立公園で、午前4時ごろにロープウェイSea-to-Sky Gondolaのロープが切れて、30個のキャビンのほとんどが地面に落下して破損したというニュースが飛び込んできてびっくり。入り江や壮大な滝や登山家に人気の通称「ザ・チーフ」と呼ばれる世界で2番目に大きい花崗岩の一枚岩(標高700メートル)を一望にできるということで、ウィスラーのPeak-to-Peak(ウィスラー山とブラッコム山を結ぶロープウェイ)と並んで観光や結婚式に大人気だったんだけど、当面は無期休業。

観光客で大賑わいの日中の事故じゃなくて良かったねと言っていたら、警察から「ロープは意図的に切られたもの」という発表があってびっくり。犯罪事件として捜査しているということで、真っ先に頭に浮かんだのが「エコテロリズム」。ロープウェイの建設までには先住民や環境保護派といろいろあったと記憶しているからだろうけど、ロープウェイが運行していなくて誰もいない時間帯に起きたというのもきな臭いし、最近はリベラリズムそのものがイライラしていて過激化しつつある感じがするから、ありえなくはないと思うな。

世の中、ほんとに何だか息苦しくなって来たと言う気がするけど、ま、リタイアしてのんびり暮らすつもりのワタシは1日中まるで禅の修業みたいにミニチュア作り。すし屋の店内を整えて、ちゃんと割り箸を添えて、グリルには魚の開きや貝を置いて、新装開店まであとひと息・・・。