リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

年を取るにつれて刹那的になると人生が楽しいかも

2019年08月19日 | 日々の風の吹くまま
8月18日(日曜日)。☁☀。ゆうべはきれいな夕焼けだったのに、またどんより。でも、雨の予報はなし。PNEが始まると雨が降り出すというジンクスがあって、これはけっこう当たるようで、実際に2週間ずっと雨ばっかりという年もあったけど、今年は大丈夫らしい。まあ、メトロバンクーバーは地形が複雑なせいで、微気候の集まりになって天気予報が難しいらしい。でも、猛暑のヨーロッパや日本を尻目に、今年は最高気温がおおむね20度台前半のごくごく普通の夏・・・。

きのうはなぜかちょっとばかり「なぁ~んか調子が今ひとつ」だったけど、今日はわりと上げ調子。気が付かないうちに疲れていたのかもしれない。やっぱり年かなぁってことになるんだろうけど、先週はああだこうだと脳みそが忙しく回転していたような気がするから、原因はそっちかも。まあ、人間の脳と体にはうねる波のようなものがあるようで、毎日が時間割に制御されているときは意識的に平坦化していたようなんだけど、その時間割がない生活になったらもろに波乗りの状態になってしまったのかもしれないな。なぁ~んて取りとめもないことをやたらと考えたりするから、波のうねりが大きくなってしまうとか・・・。

今のはそれほど大きなうねりじゃないので、ここは仮想サーフボードに寝そべってばちゃばちゃやりながら、次のいい波を待つことにするか。リタイアして仕事の拘束から解放されたとたんに人生の時間が残り少なくなっていることに気づいたけど、どれだけ残っているのかと考えるよりも、どれだけでもいいから残っている時間は好きなように使って目一杯楽しむのが得策じゃないかな。そこで、限りのある残り時間を目一杯楽しむためにはどうしたらいいか。たくさんあるやりたかったことや趣味に目一杯好きなだけ没頭したら「楽しい」かな。好きなことに没頭するのもいいけど、目一杯が手一杯になって、精神的に一杯になってしまわないのかな。

目一杯楽しもうとがんばり過ぎて手一杯になってしまったら、好きなことをしているはずなのにちっとも楽しくないってことになってしまうわけで、人生ってほんとにパラドックス満載。じゃあどうすればいいのか。第一にはがんばり過ぎない(つまり欲張らない)ことかな。楽しければだらけモードでいるのも良し。残り時間の長短は神さましか知らないんだから、今ある時間を楽しむのが一番。刹那的かも知れないけど、「刹那を大切にすること」を説いたのは他でもないお釈迦様なんだし、シニアの人生は限りなく「ジ・エンド」に近いんだし・・・。