リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

郵便局だって時代の流れに乗らないとね

2019年08月22日 | 日々の風の吹くまま
8月21日(水曜日)。☂☂☁。本気で降っている。みんな「PNEが始まったからねえ」と、PNEにまつわる雨のジンクスを持ち出しては「夏も終わりだねえ」。さっそく今日のウォーキングには黄色いレインスリッカーとハンターグリーンのウェリーズ。この組み合わせで雨の中に出て行くと、なぜか子供に戻ったような気分になって、水たまりでバチャッとやりたくなるから不思議。

月曜日の夜に注文したミニチュア部品のうち、ビクトリアから取り寄せたワイングラスが早々と到着。きのうカナダポストから「引受け確認」のメールが来たと思ったら、午後には「明日午後2時~4時に配達予定」のメールが来てびっくり。オンラインショッピングの発展で小包配達の需要が高まったのはいいけど、手際のいいFedExやUPSとの競争が激しくなって、カナダポストとしてもちょっと慌てたんだろうな。民営化されてずい分長いこと経つけど、その間に郵便事情も物流事情も様変わり。切手を貼った封筒をポストに入れることもめったになくなって、郵便物と言えば購読雑誌や通販のカタログとチラシ。ロビーの郵便箱はほぼ毎日チラシがぎっしりで、そばに専用のゴミ入れがあるくらい。郵便小包は通販の商品から個人の小包まで確実で早い宅配大手が乗り込んで来て、もう昔のようにちんたらちんたらやってたら存亡にかかわる情勢。

ほんとにカナダポストの変わり様にはびっくりするばかり。昔は郵便職員組合が独占的な立場をいいことにごり押しに次ぐごり押しの賃上げ闘争をやっていて、ワタシが来て間もない頃には全国ストをやって43日間も郵便を止めたくらい。あの頃はまだコンピュータもインターネットも電子マネーもなくて、請求書はもっぱら郵便だし、各種の支払いも年金も小切手を郵送していたから、郵便が止まるとお金の出入りも止まってしまってタイヘンだった。あれはもう遠い昔の話で、今はコンピュータシステムがダウンするとお手上げになるという時代。

買い物から帰って来て郵便箱を開けたら、あら、小さな小さな小包。エレベーターホールの隅にある「小包ボックス」の大きな鍵が入っていると思っていたから、ちょっと拍子抜け。この小包ボックスはカナダポストが設置したもので、無料だし、不在通知を持って翌日に(道路向かいだけど)郵便局まで取りに行かなくてもいい、カナダポストとしてはめずらしく気のきいたサービス。夜になって「配達しました」という確認メールが来て、カナダポスト、なかなかやるじゃないのと感心・・・。