リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

新年はいろんなものが上がったり下がったりなくなったり

2020年01月03日 | 日々の風の吹くまま
1月2日(木曜日)。☁☂☂。朝は穏やかだったけど、午後から荒れ模様。何でも「大気の川」と言うのが通過するんだそうで、何のことかと思ったら、なぁんだ、「パイナップル特急」のこと。ハワイ方面から来るからそう読んでいるんだけど、それだったら、昔からいつも冬に2度や3度はやって来るから、時には大雨と大風で相当な被害をもたらしはするけど、気象現象としては別に目新しくもないか。

新年と言うことで、良くも悪くも何が変わるのかというニュースがたくさん。まず、BC州では州の医療保険の保険料がゼロ。2人世帯の我が家は月7500円だったので、年間9万円の支出減になるという話。でも、医療費の財源は新しい雇用税で賄うそうなので、コスト増による値上げとか何らかの形で家計支出が増えて、結局は帳消しってことになりそうな感じ。連邦レベルでは、個人所得税の基礎控除が約132万円になって約1万3千円の減税。(ただし、高額所得者は漸次引き下げで2千万円クラスは基礎控除ゼロ。)でも、国の年金の掛け金引き上げと失業保険料の引き下げを織り込むと、年収が1千万円以下の現役の人たちは結果的には約1万円に収縮。

毎年正月早々に通知が来る州の不動産公定評価は、メトロバンクーバー地域では大幅減額になって、戸建ては最悪マイナス16%、区分所有のマンションは我が家のあるニューウェストミンスターではマイナス9%。評価機関のサイトで住所を入力すれば誰の家の評価額でもわかるので、我が家はどんなもんかなとのぞいてみたら、下げ幅は7.5%でマイナス850万円。それでもまだ1億円を超えていて、住宅市場が過熱しつつあった5年前に売ったバンクーバー市内の旧居(戸建て)の評価額(当時)よりも大きい。立地が市の中心街であっても、人口7万5千人のニューウェストは知らずに走り抜けてしまうような、メトロバンクーバーのど真ん中のドーナツの穴みたいなところなんだけどね。住むところとしての人気度を考えたら、ちょっとばかり過大評価じゃないのかな。

さて、バンクーバー市では元旦からスタイロフォームのテイクアウトのカップや容器を禁止。使い捨てのプラスチックのストローも4月から禁止。その4月からはテイクアウトのプラスチックのナイフやフォークも客が要求する以外は提供禁止。(来年からはビニールのレジ袋も禁止される予定。)スタバやティムホでテイクアウトしたドリンクをストローでちゅうちゅう吸いながら歩いているミレニアル世代には迷惑な条例かな。あれ、いつ見ても何か哺乳瓶を離せない幼児と言う印象になってしまうんだけど、でも、気候変動を何とかしろ(じゃないと自分たちの未来がなくなる!)と叫んでいるのもミレニアル世代なんだから、有言実行の手本になる絶好の機会だと思うよ。ま、新しい年はいろんなことを始めるチャンスだけど、はて、12月にはどうなってることやら。