リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

総理大臣のあごひげとモラハラせりふとべた雪と

2020年01月11日 | 日々の風の吹くまま
   

   

1月10日(金曜日)。☃☂☂。起きてブラインドを上げたら、うはっ、夜の間にどかっとべた雪。朝のうちはけっこう大きな雪ひらが落ちて来たけど、昼前には雨交じりになって、午後には雨。これが一番めんどうなんだけどなあ。歩道に積もった雪に雨が混じって、その上を人が歩くとつるつる。天気予報では日曜あたりから気温が急降下して、来週はほとんど日中も氷点下。つまり、水を吸った雪が凍って、その上にさらに雪が積もって、さらに凍って、いやはやもう歩行者(だけじゃないけど)地獄。ラジオではカレシが子供の頃に経験したような猛烈な寒波になるかもと言ってるけど、おいおい、地球が熱くなっているって話はどうしちゃったんかいな。

歩道がべちゃべちゃなので、ウォーキングは様子見ということにして、今日もメディア巡り。去年秋の総選挙で少数政権に転落したトルドー君が最近生やしたあごひげ。ま、あごひげ自体はミレニアル族の間で流行っているからどうってことないけど、政権2期目があんまりうまく行ってないときに「若々しくてハンサム」なのが売り物の総理大臣がごま塩のあごひげを生やして沈思黙考中的なポーズ。はて、「ボク、賢そうな大人になったでしょ」なのか、迫り来る50歳を目前にして突然「中年の危機」に見舞われたのか。ワタシとしては後者だと見てるけど。第一にあまり似合ってないし、ヘタするとどっかの国の独裁者みたいに見えちゃうもの。でもまあ、総理大臣のあごひげが賛否両論の的になるカナダは平和でいいよね。

イランで墜落したウクライナ航空はやっぱりイランのミサイルによる撃墜だった。それを示唆するアメリカのスパイ衛星のビデオが公表されていたのに、きのうまで「証拠を出せ!」と威勢が良かったイラン政府が「意図しない人為的ミスでした」だったとお詫びだって。この「証拠を出せ!」ってのは、モラハラ人間がいじめている相手に痛いところを付かれたときに持ち出す典型的なせりふ。政治や社会がそういう体質なのかどうかは知らないけど、日本の法務大臣が先ごろレバノンに逃げたゴーンに関して「戻ってきて無実を証明しろ」と発言したのも同じようなもんだな。この法務大臣、弁護士なんだってね。だったら「推定無罪」の原則(建前?)くらい知っているはずだから、慌てて訂正したところを見るとつい本性(本音)がでちゃったんだと思うけど、いじめっ子がはばかる社会はごめんこうむりたいもんだな。

夕方から気温が上がって雨。夜になってちょっとだけウォーキングに出たけど、歩道のあちこちが水を吸った雪でつるつる。明日は大風、明日の夜からまた雪。それまでに解け切れそうにないから、足元が危なそう。えらいこっちゃ。