リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

やっと終わりが見えたFedExとの2ヵ月

2020年01月21日 | 日々の風の吹くまま
1月20日(月曜日)。☂☂。朝のバルコニーの気温は7.5度。ルーフデッキの雪はきれいに消えてしまって、ついおとといにはまだ30センチ近くも積もっていたなんて、あれは夢だったのかな。雪の毛布を被っていたプランターには摘み残したパセリとねぎが青々。去年の春に買って、花が終わってからバルコニーに放置したままだったヒヤシンスとミニ水仙とミニチューリップが一斉に葉を出したので、室内の園芸棚に取り込んでおいたら、今度はつぼみが膨らんで来てびっくり。一足先に花を開いた水仙の黄色が鮮やかで、ヒヤシンスの甘い匂いがあたりにほんのり。ミニチューリップもつぼみが見えて来た。春、もうすぐなのかな。

   

11時に歯医者のアポのあるカレシを送り出して、メールをチェックしていたら、おおっ、ゆうべその後の進展を問い合わせていたFedExのカスタマーサービスから「追跡部門から連絡が行かなくてすみません。無事にアメリカの税関をクリアして、ドイツに向かう予定です。追跡は元の番号でできます」との返事。よしよし、今度はミスしないで通関手続きをちゃんとやったんだ。さっそく元の追跡番号をチェックしたら、9日から途切れていた記録が、いきなりアメリカ東部時間で19日深夜にメンフィスを出て、ドイツ時間20日の夕方にケルン到着となっている。配達予定日が未定だけど、うん、また一歩前進。さっそくカナダのカスタマーサービスにケルン着を確認したと返事を送って、エスターにもケルンに戻ったから元の追跡番号でチェックしてねとメール。何か大きな肩の荷がストンと下りた感じがする。ああ、やれやれ。

軽いけどひと抱えある段ボール箱を発送したのは11月28日。12月4日に配達されるはずが、その前にアメリカでの通関ミスで(アメリカに返送するために)ケルンの配送センターに送り返され、そこで5週間も放置。やっとアメリカに戻って無事に通関手続きを済ませて、またケルンに戻ったのは発送からほぼ7週間。カナダのFedExのカスタマーサービスに問い合わせたのがクルーズから帰って来てすぐの12月22日だったから、こっちも4週間で、この間にやり取りしたメールの数は40本。カナダ側のカスタマーサービスチームが実に辛抱強く対応してくれなかったら、ハッピーエンドはなかったかも。フランソワ、ステファニー、アマンダ、リチャード、クリスタル、どうもありがとう!

ドイツのFedExがあまり当てにならないからまだ何とも言えないけど、11月末にカナダを出た小さなキャンピングカーは年を越してようやくエスターの手に届くわけで、この間3度も大西洋を渡ったことになる。コロンブスは遠い15世紀に2ヵ月半かかって大西洋を渡ってアメリカに到達。ワタシのキャンピングカーは21世紀にカナダから2ヵ月もかけてドイツに到達。地球がまだ丸いことはわかったけど、はて、人間世界は進歩したのか・・・。